先輩たちの声
経験を積み、将来は ヘアデザインをしたい
技術部 ヘアー・メイク担当堀 明日香
2年制専門学校 ヘアメイク科卒業
2014年入社
入社後すぐに『ライオンキング』を担当。その後『キャッツ』『ソング&ダンス65』を担当し、現在は『ジーザス・クライスト=スーパースター』の演目チーフを任される。
スタッフインタビュー
- 入社動機を教えてください。
- 幼い頃からクラシックバレエを習っていたため、舞台が好きで、演劇に携わる仕事に就くのが夢でした。『アイーダ』の観劇が四季との出会いです。その時にバックステージを見学させていただき、たくさんの華やかなかつらやメイクセットを目にしました。その経験がきっかけとなり、ヘアメイクの仕事に興味を持ち、志望しました。
- 現在の仕事の内容は?
- 『キャッツ』は、ダンスなど激しい動きが多いため、俳優たちのかつらの消耗が激しく、随時メンテナンスを行っています。また、『ジーザス・クライスト=スーパースター』など、俳優一人ひとりのヘアスタイルを決め、それぞれに合ったメイクを考える作品も。その他、予算管理等の事務作業から特殊メイクなど、さまざまな業務を行っています。
- 仕事のやりがいは?
- 自分が携わった作品について、お客様の喜ぶ声が聞こえた時が、この仕事をやっていて良かったと実感する瞬間です。舞台メイクが決まるまでは、先輩の意見を聞きながら調整したり、お客様の視点で客席から見たりしながら、その俳優に適したメイクをつくり上げていきます。俳優自身でメイクをする場合がほとんどのため、アドバイスをしながら一緒につくったメイクで、無事に開幕やデビューを果たした時は、とてもやりがいを感じます。
- 仕事で大変だったことは?
- 入社当時、本番付きスタッフとして、公演中にかつらの装着やヘアセットなどの業務を行っていた際、急なトラブルに対応できず、何度も先輩方に助けていただきました。本番業務は役割が分担されているため、一人で対応することが多く、習得するまで大変でしたが、経験を重ねるうちに落ち着いて行動できるようになりました。ルーティンワークのようであっても、環境は日々異なるため、どんな時でも質の良いヘアメイクに仕上げることに苦労はしますが、学ぶことも多いです。
- 会社、部署の雰囲気は?
- 全部署が協力しあって一つの舞台を作りあげるため、皆でコミュニケーションを取り合い、仲も良いです。私が所属しているヘアー・メイクは、“オン”と“オフ”の切り替えが皆上手で、集中する時は黙々と作業を行い、休憩になるとちょっとしたことで笑い合えるとても良い環境だと思います。また、分からないことは先輩方が丁寧に教えてくださるので、絶えず自分自身をレベルアップできます。
- 学生時代の経験が役に立ったと思うことは?
- 学生時代はさまざまな現場で仕事をする機会が多く、とても勉強になりました。特に、舞台のヘアメイクや、テレビ、雑誌のヘアメイクアシスタントをしていた時は、それぞれの媒体に合ったメイクを学ぶ事ができました。舞台の他、テレビ等のメディアの取材やイベントに携わることが多い四季においても、学生時代の経験が活かされていると思います。
- 就職活動をしている学生の皆さんに一言
- 一番大事なのは、舞台が好きという気持ちと、この仕事がしたいという意欲だと思います。自分の好きなことを仕事にできるのは、とても素敵なことだと思います。大変なこともたくさんありますが、新しい発見も多く、すべての経験がスキルアップに繋がります。自分が四季に夢をもらったように、今度はたくさんの人に夢を届けられる舞台を一緒に作りましょう!!
ある1日のスケジュール
始業メールなど主に事務作業 | |
昼食みんなで休みの日や、日常の事を話したりしながら昼食 | |
作業抜けてしまったかつらの毛量を増やし、土台の補強作業をする | |
お菓子の交換などして他愛もない話をしながら一息 | |
作業増毛した毛をカットやカラーをして染める | |
フィッティング俳優に合わせて加工したかつらをフィッティングする | |
退社 |
休日の過ごし方
長期の休みがあると旅行に行きます。最近はジムにも通い始め、体を動かしています。