先輩たちの声
将来は音響システムや プランニングに携わりたい
技術部 音響担当大木 亮弥
2年制専門学校 商業音楽科 PAエンジニアコース卒業
2011年入社
入社後2年間は音響ステージを担当
その後、音楽のオペレートを担当
現在は、俳優のマイクのオペレートを担当
スタッフインタビュー
- 入社動機を教えてください。
- 学生時代はコンサートの音響スタッフを目指していましたが、とある舞台を観劇したことがきっかけで、演劇の音響に興味を持ちました。そこで、演劇業界のなかでも全国各地で数々の作品を上演している劇団四季にチャレンジしてみようと、志望しました。
- 現在の仕事の内容は?
- 上演中は俳優のワイヤレスマイクのオペレートを担当しています。また本番業務以外にも、会場の設営や解体、リハーサルや本番前の稽古、本番やイベントで使用する音源の編集など、音に関する業務全般を担当しています。
- 仕事のやりがいは?
- カーテンコールでのお客様の拍手や、「楽しかった」という言葉を耳にした時です。自分たちの音響バランスを通じて台本の言葉がしっかり客席まで届いたと実感でき、さらに子どもが劇中の歌を口ずさむ姿を見ると、「この仕事をやっていてよかった」と思います。
- 仕事で大変だったことは?
- わずかな気温や湿度の変化で、音量や音質が大きく変化する時があります。いつも通りのオペレーションを行っているつもりでも、実際に出る音がいつもと違ったり、俳優が歌いにくくなったりします。お客様の耳に届く音は、どのような条件でも一定に保たなければならないため、毎回の粘り強い微調整が大変です。
- 会社、部署の雰囲気は?
- 舞台では様々な部署との連携が必要になるため、自然と仲の良い関係性が築かれています。私が所属している音響部は笑い声が絶えることがなく、とても明るい部署です。担当する演目は皆異なりますが、目的は共通。仕事となれば忌憚なく意見を出し合い、刺激し合っています。
- 学生時代の経験が役に立ったと思うことは?
- 幅広いジャンルの本を読んだことです。劇団四季の舞台は台本に忠実であるため、台本に書かれたセリフのニュアンスや、場面状況を細かく理解した上で、本番を進行する必要があります。そのためには読解力や想像力も求められますが、学生時代に読んだ本の知識が活かされています。
- 就職活動をしている学生の皆さんに一言
- 劇団四季の舞台には、ミュージカルもあればストレートプレイもあります。ミュージカルについては、クラシックからロック、ポップスなど幅広い楽曲が用いられています。一つのジャンルにとらわれずに、様々な音楽や舞台を観に行くことが大切だと思います。
ある1日のスケジュール
(全国公演・夜本番の場合)
劇場入り | |
音響調整 | |
休憩、午後の作業に向けての 打ち合わせ |
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音響調整 | |
リハーサル開始 | |
開場準備、最終チェック | |
開場休憩、解体と 次の劇場の打ち合わせ |
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開演 | |
終演解体開始、 トラックに荷物の積み込み |
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解体トラックの積み込み終了 | |
バスで次の公演地に移動 |
休日の過ごし方
休日に人生初めてのトランポリンをやりに行った時の写真です。