1960年の出来事

日本の若手作家の創作劇を連続上演。
第1作『狼生きろ豚は死ね』石原慎太郎・作
第2作『血は立ったまま眠っている』寺山修司・作
第3作『お芝居はおしまい』谷川俊太郎・作
第4作『地図のない旅』矢代静一・作

1961年の出来事

『クック船長航海異聞』『父親学校』のジロドゥ・アヌイ喜劇2本立て公演。
四季・青年座提携第1回公演として二本立て上演。
劇団四季は『ひかりごけ』、青年座は『天国への遠征』を上演。

1962年の出来事

ジロドゥ作『エレクトル』を初演。

1963年の出来事

創立10周年
創立10周年記念特別公演としてアヌイ、ジロドゥ作品を1ヵ月にわたり連続上演。
四季・青年座提携第2回公演として『名前を刻まぬ墓場』を上演。
日生劇場開場。浅利慶太のほか、日下武史、吉井澄雄、藤本久徳、金森 馨などが参加。

1964年の出来事

古典劇シリーズⅠとして『十字架への献身』を上演。
スペイン黄金時代のカルデロン劇初演。
「日生名作劇場」こどものためのミュージカル・プレイが始まる。
第1回『はだかの王様』(寺山修司脚本)。
年間総公演回数100ステージ突破。
古典劇シリーズⅡとして『イフィジェニィ』を上演。ラシーヌ劇初演。

1965年の出来事

新稽古場・事務所(現在の代々木アトリエ)落成。
劇団通信誌「ラ・アルプ」創刊。
日下武史、芸術祭奨励賞を受賞。
『オンディーヌ』が日生劇場開場以来の大入りを記録。

1966年の出来事

『タルチュフ』でモリエール劇初演。
四季・日生提携第3回公演としてアヌイ作『泥棒たちの舞踏会』を上演。
『オンディーヌ』を1ヵ月にわたり中京・関西で公演。初の長期地方公演となる。

1967年の出来事

「有限会社劇団四季」を「四季株式会社」に組織変更。
四季初のシェイクスピア劇として『ヘンリー4世』を上演。
四季・新宿文化劇場が提携し、初めてのドイツ戯曲『城壁の前での大いなる弾劾』を上演。
芸術祭主催公演において『若き獅子たちの伝説』石原慎太郎・作で2ヵ月ロングラン達成。

1968年の出来事

創立15周年
四季・日生提携第10回公演としてロジェ・マルタン・デュ・ガール作『チボー家の人々』を上演。
ジロドゥの遺作『リュクレースのために』を上演。
創立15周年記念公演『ハムレット』舞台美術に元ロイヤル・シェイクスピア劇団首席デザイナー、ジョン・ベリー招聘。
明治100周年記念芸術奨励賞受賞。

1969年の出来事

日生名作『みんなのカーリ』で児童福祉文化賞受賞。
ドストエフスキー作『白痴』で本格的な全国公演スタート。
『白鳥の王子』で四季・富士急ハイランドホール提携の富士急名作劇場スタート。
『幻影の城』石原慎太郎・作、再演で国立劇場初出演。
『青い鳥』初演。日生劇場でグランド・ミュージカルと銘打った名作のクリスマス公演。

四季株式会社 採用情報