長いこと漫画を描いてきて、口を「え?」の発声のカタチのまま固まることがあるとは思いませんでした。 自作が「劇団四季」のミュージカルになるとは!
この作品はとんでもない幽霊が出ますし、激しいアクションシーンはもちろんのこと、もの凄い女性が途轍もない力で戦場を変えていきます。
これを本当にミュージカルにできるのでしょうか?
...............知りませんよう。演出のスコット・シュワルツさん、脚本の高橋さん(笑)
一方、この斜に構えたゴーストと信念のレディの心が交わる大変なお話を既に描き終わっております自分は、ただもうワクワクしながら、素晴らしい上演を待っておりますね。
ただし、
まだ口は驚きのカタチを残したまま。
藤田和日郎
北海道旭川市出身。1988年、「少年サンデー増刊号」の「連絡船奇譚」でデビュー。
「少年サンデー」に連載された「うしおととら」で91年に第37回小学館漫画賞、97年に星雲賞コミック部門受賞。
ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。
代表作に「うしおととら」 「からくりサーカス」 「月光条例」 「双亡亭壊すべし」 がある。
「モーニング」(講談社刊)の「黒博物館」シリーズは、初の小学館以外の雑誌での連載となった。シリーズ最新作『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』が2023年9月に完結。
怪事件の証拠品や遺留品が収められたロンドン警視庁の犯罪資料室を舞台に、実在の人物や史実を織り交ぜつつ描く伝奇アクション「黒博物館」シリーズの第2作。クリミアの天使と呼ばれたフローレンス・ナイチンゲールと、彼女に取り憑いた幽霊が繰り広げる冒険と戦いを描く。
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