ページ内を移動するためのリンクです。

このページのコンテンツへ

心豊かな観劇体験の提供ポリシー

演劇は、舞台上の俳優とお客様が共に作り上げる芸術体験です。
この豊かな体験を皆様と共有するために、まずは基本的な観劇マナーの遵守をお願いいたします。

【基本的な観劇マナー】

  1. 携帯電話やスマートフォンなどの電子機器の電源はお切りください。
  2. 上演中の客席内での飲食、写真撮影、録画、録音はご遠慮ください。
  3. 上演中は、周囲の方々への配慮をお願いいたします。

これらの基本的なマナーをお守りいただいたうえで、私たち劇団四季は多様な観客の皆様を歓迎し、それぞれの観劇スタイルを尊重いたします。思いやりと寛容さを大切にする観劇文化を創造するため、劇団四季では以下のポリシーを掲げます。

演劇を市民社会に取り戻し、多様な観客を受け入れるために

劇団四季は設立以来、演劇を「詩と幻想の芸術」と位置づけ、お客様と感動を分かち合い、社会と手を携えて歩むことを目指してきました。私たちは、あらゆる人が等しく演劇を楽しむ権利を有すると信じています。多様な観客を受け入れることで、演劇をより身近な存在にしていきたいと考えて活動しています。

観客同士の相互理解と寛容性に基づく観劇マナーを

私たちは、観劇マナーは観客同士の相互理解と寛容性に基づくべきだと考えます。完璧な静寂を求めるのではなく、お互いを尊重し合い、多様な観劇スタイルを認め合うことが大切です。周囲への最低限の配慮は必要ですが、子ども連れ、障がい者の方々、学校団体など、様々な背景を持つお客様を尊重します。

観客とのインタラクションで完成する演劇体験を

演劇は俳優と観客の相互関係によって完成する芸術です。拍手や笑いなどのリアクション、時には涙することなど、観客ひとりひとりが感じとった感動を、それぞれの方法で表現していただくことが、舞台と客席が一体となった豊かな演劇体験につながります。私たちは、その多様な反応を受け止め、励みとしながら、より多くの方々に演劇の素晴らしさを伝えられるよう努力を重ねてまいります。

文化の一極集中を是正し、あらゆる人々が演劇を楽しめる社会を

演劇をより身近に感じられる社会を実現するために、私たちは文化の一極集中の是正に取り組んでいます。首都圏のみならず全国各地で公演を行い、より多くの方々に舞台の感動をお届けすることで、演劇がもっと市民生活に根付いた存在になることを目指します。海外の観劇文化も参考にしながら、新しい観劇スタイルを提案し、お客様とともに演劇体験をより豊かなものにしていきたいと考えています。

私たち劇団四季は、このようなポリシーを通じて、観客の皆様とともに、演劇の魅力を探求し、市民社会に根差した演劇文化の発展に尽力してまいります。

劇団四季

PAGE TOP