実はこれまで劇団四季さんの『パリのアメリカ人』や『アラジン』の現場に通訳としてお伺いしたことがありました。そういうわけでご担当の方とは以前から面識があったのですが、まさか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の翻訳の話が舞い込むとは!嬉(うれ)しい驚きでした。
僕、原作となった映画を小学生の頃に観て以来、大ファンで。うちの時計はあのクロックタワーの文字盤ですし、玄関にはデロリアンのレゴを飾っていますし、Tシャツは多分4~5枚持っている。あとDVDにBlu-ray、4KウルトラHDも保有しています。そうそう昨年の10月26日―― 主人公のマーティがデロリアンに乗ってタイムトラベルした記念すべき日―― には映画館で夜の11時くらいから3本連続上映を観て、始発で帰ってきました。今更まだ観るのかっていうくらいですけどね。やっぱりファンとしては外せない儀式なんですよ。こういった話をオファーをくださった四季の方々にも全部喋(しゃべ)ったんですが、皆さん口をポカンとしながら聞いていらっしゃいました(笑)。でも僕の熱量は十分伝わったかなと。