『赤毛のアン』全国公演が開幕しました！

3月29日（土）、ミュージカル『赤毛のアン』全国公演が、相模女子大学グリーンホール（神奈川県相模原市）にて開幕しました。

時代を超えて愛され、世界で読み継がれている「赤毛のアン」。ルーシー・M・モンゴメリーによる大ベストセラー小説を原作に、アンの故郷プリンス・エドワード島で1965年から上演され続けてきたミュージカルを、劇団四季では1980年に初演。繊細かつドラマティックな演出で物語の魅力を余すことなく引き出し、本場カナダのスタッフからも「世界最高のアン！」と絶賛されました。モンゴメリー生誕150周年の節目である昨年、東京・自由劇場で上演され、温かな感動を巻き起こした本作が、いよいよ12年ぶりに全国へ。

全国公演初日の会場は、この日を心待ちにしてくださっていた多くのお客様で賑わいます。
幕が上がると、物語の舞台となるプリンス・エドワード島の美しい村・アヴォンリーの風景が。伸びやかな歌とダンスで彩られたアンの物語が、目の前で紡がれます。
小さな村で暮らす年老いた兄妹・マシューとマリラのもとに、孤児院からやって来たひとりの女の子――アン・シャーリー。男の子を迎えるつもりでいた二人でしたが、アンに不思議な魅力を感じるようになり、彼女を引き取ることに。
空想とおしゃべりが大好きなアンは、家でも学校でも、さまざまな事件を起こし、周りの人たちをとまどわせてしまいます。しかしそんな彼らも、明るく前向きなアンにしだいに魅了され、心通わせるように。アン自身もまた、美しく移り変わる自然と人々の愛の中で、心豊かに成長していくなか、大きな試練の日が......。
自分らしく前向きに生きることの喜びと、かけがえのない輝き。じんわりと包み込むような感動とともに物語が幕を閉じると、客席からは盛大な拍手が送られました。

『赤毛のアン』はこのあと、関東エリアを皮切りに9月まで全国各地を巡演。関東エリアは、4月2日（水）松戸、9日（水）浦安、6月18日（水）川崎公演がおすすめです。
全国公演では、ご来場いただいたお客様に限定でスマートフォン用壁紙をプレゼント！ご観劇の思い出に、ぜひご利用ください。