本日3月7日（金）、自由劇場（東京・竹芝）にて、ファミリーミュージカル『王子と少年』東京公演が開幕しました。
『王子と少年』は「トム・ソーヤーの冒険」などで知られる作家マーク・トウェインの名作から生まれたミュージカル。
育った境遇はまったくちがうのに容姿がそっくりな二人が入れかわることで起こる騒動を通して、「真実を言う勇気」「本当の自分らしさ」など、今を生きるすべての人たちへの大切なメッセージが込められています。
お城で暮らす王子エドワードと、オンボロ横丁で貧しい暮らしを送る少年トム。
互いの見た目がそっくりであることを知った二人は、衣服を取りかえて入れかわることに。すると、貧しい身なりになったエドワードは本物の王子であることを信じてもらえず、お城を追い出されてしまいます。そんなときにエドワードの父である国王が亡くなってしまい――。
二人が入れかわったことに気づかず、トムを王子だと思い込むお城の人たちの様子に、客席から笑い声が。その一方で、お城に戻ることができないエドワードの行く末を、大人も子どもも真剣な表情で見守ります。
物語のクライマックスでは、登場人物たちと客席のお客様が心を一つに「真実の歌」を歌い、迎えたフィナーレは温かい感動に包まれました。
『王子と少年』東京公演は、4月2日（水）まで上演中。
また4月19日（日）には、パルテノン多摩（東京都多摩市）にて全国公演が開幕します。
子どもから大人まで、家族でお楽しみいただける勇気と真実の物語。ぜひ劇場でご覧ください！
※舞台写真は事前に行われた舞台稽古より
（撮影：上原タカシ）
『王子と少年』東京公演初日カーテンコールの様子
開演前の自由劇場
劇場では公演プログラムほか公演グッズを販売中
