この度、愛知県名古屋市熱田区に新たな劇団四季専用劇場の建設が決定いたしました。
新劇場の建設地は名古屋市熱田区三本松町。着工は2025年3月、竣工は26年5月、グランドオープンは2026年夏を予定しています。今回の新劇場建設は、現名古屋四季劇場（中村区名駅南）の土地契約終了に伴うものです。

1953年の劇団創立以来、「文化の東京一極集中是正」を理念に掲げ、全国各地で演劇活動を展開してきた劇団四季。中でも「芸どころ」と名高い名古屋では、1966年に中日劇場こけら落とし公演である『オンディーヌ』で劇団四季初公演。以降、キャッツ・シアター（1988～89年・笹島）、名古屋ミュージカル劇場（1997～98年・栄）、新名古屋ミュージカル劇場（1999～2016年・納屋橋）、名古屋四季劇場（2016年～・名駅南）にて約60年の活動を経て、今や年間25万人以上のお客様にご来場いただくまでになりました。名古屋は劇団にとって重要な拠点の1つと言えます。

なお、新劇場の開場に伴い、名古屋四季劇場（中村区名駅南）で25年10月19日（日）に開幕予定のミュージカル『マンマ・ミーア！』は、26年2月23日（月・祝）に千秋楽を迎えることが決定。この『マンマ・ミーア！』が、名古屋四季劇場での最終公演となります。

この新劇場が、名古屋をはじめ中京圏のお客様へ、演劇の感動をご提供する場になること、さらには名古屋演劇界の活性化に寄与する場となることを願ってやみません。2026年夏、名古屋に誕生する劇団四季の新たな拠点にどうぞご期待ください。