11月19日(火)、北海道千歳市にて、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」の主催による『ふたりのロッテ』クリスマスチャリティー公演がスタートしました。
この公演は、「全国各地のハンディキャップのある方々やそのサポートをされている方々に、"夢や希望"、"いつまでも思い出に残る本物の舞台"を届けたい」という思いから、日産労連の組合員が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」を元に、福祉活動の一環として行われているものです。1976年から始まり、49年目となる今回は全国18都市18公演で上演。終演後には、2019年以来5年ぶりに、俳優たちによるロビーでのお見送りが再開されました。
雪が少し積もった北海道・千歳市民文化センターで迎えたチャリティー公演初日。会場にはボランティアとして運営をサポートするために集まった組合員の方々の姿が。朝の全体ミーティングには、カンパニーを代表して俳優の神保幸由(アイペルダウワー/シュトローブル博士役)、小林英恵(レージ役)、筋野ひな(アンサンブル)が参加。チャリティー公演に携わることができる喜び、過去の同公演でのお見送りの思い出などをお話ししました。キャスト・スタッフともに一体感をいっそう高めて公演に臨みます。
そして、開場。16施設245名にご来場いただいたこの日、入場時にはロビーでサンタクロースがお客様をお出迎え。子どもたちの明るい声で賑わいます。幕が上がると、時折笑い声が上がるなど物語に夢中になっている様子が見られ、カーテンコールでは客席が手拍子で包まれました。終演後のロビーには、客席から出てくる子どもたちを出迎えるように俳優が並び、お見送りを。俳優に手を振ったり、挨拶をするなど、心温まる交流が繰り広げられました。
初日終演後に行われたミーティングでは、北海道地方協議会・松井康明議長から「お見送りの時の子どもたちの笑顔が見られて良かった。この活動をこれからも続けていけるように頑張りたい」、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」佐野雅人専務理事から「5年ぶりのお見送りがあり、俳優の皆さんが出て来てくださって感激です。この福祉活動を後輩にも継承していきたい」とご挨拶いただき、お客様に感動をお届けできる喜びに満ちた日となりました。
クリスマスチャリティー公演は、12月24日(火)まで全国18都市で上演。心を込めて、舞台の感動をお届けいたします。