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コラム

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]全国公演が千秋楽を迎えました

11月17日(日)、『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]全国公演が、静岡県沼津市(沼津市民文化センター)にて千秋楽を迎えました。

昨年創立70周年を迎えた劇団四季が、「創立70周年記念公演」と銘打ちお贈りしてきたラインアップの最終章として登場した本作。劇団創立者・浅利慶太によるオリジナル演出で幕を開けた日本初演は1973年に遡り、[ジャポネスク・バージョン]に次いで[エルサレム・バージョン]を創作。二つの異なる演出で繰り返し上演されてきました。
昨年6月に東京・自由劇場で開幕した[ジャポネスク・バージョン]を皮切りに、今年2月には[エルサレム・バージョン]を上演。いずれも早々にチケット完売となる熱い反響のうちに終幕し、続く京都公演を経て、6月からは待望の全国ツアーをスタート。約4ヵ月半で60都市を巡り、訪れた先々の街で熱い魂の舞台をお届けしてきました。

十字架へ向かう自らの運命に、一人の人間として苦悩し葛藤するイエス・キリスト(ジーザス・クライスト)。彼をそばで見つめ、苦しむユダ、マリア。ジーザスを取り囲み翻弄する民衆たち。人間の核心をあぶり出す衝撃の舞台は、初演から半世紀余りの時を経て今なお新しく、全国各地の街で新たなお客様にも迎えられてきました。
惜しまれつつ迎えた千秋楽公演。静寂に包まれながら物語が終わりを迎えると、カーテンコールでは一転、全身全霊で舞台をまっとうした出演者たちへ客席から万雷の拍手が送られました。

全国公演の一般ミュージカルはこの後、2025年3月29日(土)より『赤毛のアン』が開幕。他にも来年は、5月より『キャッツ』仙台公演、9月より『オペラ座の怪人』福岡公演など、魅力的なミュージカルが各地の劇場に登場します。
ファミリーミュージカルは、現在上演中の『ガンバの大冒険』『ふたりのロッテ』に加え、3月7日(金)から自由劇場で開幕する『王子と少年』が、4月19日(土)からは全国へ出発。また、『カモメに飛ぶことを教えた猫』が7月26日(土)から自由劇場で上演の後、9月20日(土)から全国各地を巡ります。
2025年も多彩なラインアップでお届けする劇団四季の全国公演を、どうぞお楽しみに。

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]全国公演千秋楽のカーテンコール

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]全国公演千秋楽のカーテンコール

千秋楽の会場となった静岡県・沼津市民文化センター

千秋楽の会場となった静岡県・沼津市民文化センター

万雷の拍手に応える、ジーザス・クライスト役:神永東吾(写真中央)、イスカリオテのユダ役:佐久間 仁(同右)、マグダラのマリア役:守山ちひろ(同左)

万雷の拍手に応える、ジーザス・クライスト役:神永東吾(写真中央)、イスカリオテのユダ役:佐久間 仁(同右)、マグダラのマリア役:守山ちひろ(同左)

オールスタンディングの客席からは鳴り止まない拍手が送られました

オールスタンディングの客席からは鳴り止まない拍手が送られました

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