11月11日(月)、最新ミュージカル『ゴースト&レディ』東京公演(JR東日本四季劇場[秋])が千秋楽を迎えました。
漫画家・藤田和日郎氏の中編コミックス「黒博物館 ゴーストアンドレディ」(2014~15年/講談社「モーニング」)を原作に、演出のスコット・シュワルツ氏(2016年劇団四季初演『ノートルダムの鐘』)をはじめとした国内外の才気あふれるクリエイターたちによって創り出された本作は、今年5月に初演。
看護の道に強い使命感を抱くフロー(フローレンス・ナイチンゲール)と、芝居好きなシアターゴーストのグレイのふたりが織り成す絆の物語は、大きな反響を呼び、千秋楽を待たずに完売に。お客様から熱い支持をいただきながら、約6ヵ月にわたり感動をお届けしてきました。
迎えた千秋楽当日。 劇場ロビーでは、原作者・藤田和日郎さんから初演開幕を記念して寄贈されたオリジナルアート作品をご覧になったり、公演プログラムを眺めたりと、東京初演の最後の日を惜しむかのように思い思いの過ごし方をするお客様の姿が。
そして来る開演の時。舞台に姿を現したグレイに誘われ、臨場感あふれる歌声とともにドルーリー・レーン劇場の幕が上がると、瞬く間に物語の世界へ――。
一度は死を望んだフローが、看護の道に情熱を注ぎ、信念を貫く姿。フローとグレイのふたつの孤独な魂が出会い、互いの人生を照らし合っていく様。それらが美しい音楽、心に響く言葉で紡がれ、そして迎えた壮大なクライマックス。その美しい結末に、涙を拭うお客様の姿も多く見られました。
カーテンコールでは、出演者を代表し、グレイ役の萩原隆匡がお客様へご挨拶。
「開幕以来、足をお運びいただいたお客様はのべ19万2千人。皆様から頂戴した熱い思いを胸に、『ゴースト&レディ』は次の上演地、名古屋、そして大阪へと向かいます。どうぞ引き続きのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
スタンディングオベーションとなった客席から、千秋楽まで駆け抜けたカンパニーを称えるかのように惜しみない拍手が送られ、出演者たちはそれに応えるように笑顔で大きく手を振り続けました。
ミュージカル『ゴースト&レディ』の次なる上演地は名古屋。2025年5月11日(日)より名古屋四季劇で上演、そして12月からは大阪公演(大阪四季劇場)が決定しています。
劇団四季がお届けする命と絆の超大作。フローとグレイのふたりの奇跡に、引き続きご注目ください。
11月10日(日)、11日(月)公演で実施されたライブ配信は、各回3日後から1週間、見逃し配信にて視聴いただけます。 |
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見逃し配信期間 |
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会場 | 名古屋四季劇場(名古屋市中村区) |
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公演期間 | 2025年5月11日(日)~8月31日(日) |
発売日程 | 1月25日(土)「四季の会」会員先行予約 2月1日(土)一般発売開始 |