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コラム

劇団四季オーディションが開催されました

9月下旬、劇団四季の舞台に立つ多くの才能を求め、「劇団オーディション」が行われました。
今回のオーディションは、実力や経験を備えた「一般」と、1年にわたり舞台俳優になるためのレッスンを積む「研究所生徒」の二つの部門で募集。
9月28日(土)から30日(月)の3日にわたり予選・本選が行われた一般オーディションには、応募総数約370名の中から、書類審査を通過した約100名が参加しました。

当日、劇団四季の本拠地・四季芸術センター(横浜市あざみ野)には、受験者が続々と来館します。緊張をにじませる受験者たちに明るく声をかけ、サポートするのは、自身もかつて受験者であった劇団員。会場案内やダンス審査のための振り写しなどの役割を担い、オーディションを陰で支えます。

オーディション写真

オーディションは大きく「歌唱」「ダンス」「演技」に分かれて審査。即戦力を求める一般オーディションとあり、予選から実力者がそろいます。
積み重ねた努力を映し出したような研ぎ澄まされた身体、豊かな歌唱や表現力――与えられた短い審査時間のなか、課題の曲・振付・台詞にすべてを懸け、一人ひとり順番にパフォーマンスしてゆきます。
一方で、受験者と相対する審査員たちもまた、真剣そのもの。個性あふれる受験者たちの中から才能を見出し、ともに舞台をつくる未来の仲間となり得るのか――彼らの想いを受け止めるようにしっかりと見つめ、審査表にペンを走らせます。

オーディション写真

こうして3日にわたる濃密な審査は終了。このあと10月下旬には「研究生オーディション」が行われ、再び厳しい選考がくり広げられます。
舞台俳優という夢を現実に変えた一握りの者たちが、さらなる努力の末に四季の舞台に立つ日まで――ご期待ください。

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