8月25日(日)、ファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』東京公演(自由劇場)が千秋楽を迎えました。
離ればなれに暮らしていたふたごの姉妹が、力を合わせて困難に立ち向かい、家族の絆をとりもどそうとするこの物語。ふたりが奮闘する姿は、ユーモラスでありながら、切なる願いが観る者の胸を打ちます。
迎えた千秋楽。幕が上がると、最初の舞台となるケーニッヒ湖の透き通った空気が客席を包み、あっという間に物語の世界へ――。
「家族で一緒に暮らしたい」と願う、物静かなロッテとお転婆なルイーゼの奮闘する姿に、客席からは時おり笑いが起こり、また、ふたりの純粋でまっすぐな想いに涙を拭うお客様の姿も。フィナーレの「お誕生日おめでとう」のナンバーでは手拍子が送られ 、客席と舞台上がひとつに。場内にやさしく温かな空気が広がるなか、ひと夏の東京公演が締めくくられました。
『ふたりのロッテ』はこのあと、9月21日(土)相模原公演(神奈川県・相模女子大学グリーンホール)から全国公演がスタート!
ふたごの姉妹が贈る家族の絆を描いた感動の物語を、ぜひ、お近くの劇場でお楽しみください。
『ふたりのロッテ』全国公演