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コラム

『ふたりのロッテ』東京公演に向けて――通し稽古が行われました

7月21日(日)に自由劇場で開幕を迎えるファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』東京公演。7月上旬、四季芸術センター(横浜市あざみ野)の稽古場では連日通し稽古が行われ、最終調整に入りました。

ある日の通し稽古では、本番同様に舞台衣裳やヘアー・メイクを身にまとい、実際の舞台セットの一部も使用して実施。
稽古が始まる前には念入りにストレッチや振付を確認したり、劇団四季の発声法である"母音法"で台詞を読んだり、通し稽古に向けて集中力を高めていく俳優たち。
レジデント・ディレクターの荒木美保から「ここは夏休みの『子供の家』だということを意識して」と言葉がかかり、稽古がスタートしました。

離ればなれに暮らしていたふたごの姉妹が、力を合わせて困難に立ち向かい、家族の絆をとりもどそうとするこの物語。ふたりが奮闘する姿は、ユーモラスでありながら、切なる願いが観る者の胸を打ちます。勇気、知恵、人とのつながり――「大切なものは何か」、作品に込められたメッセージを、心に温かく響くメロディやダイナミックなダンスに乗せて紡いでいきます。

通し稽古を見守った荒木から「ロッテとルイーゼは物怖じしないでストレートに願いを伝えることが出来てきました。この作品を観る子どもたちに、『勇気と行動力は何か動かす力を持っているから、夢や願いを諦めないで』というメッセージをしっかり届けてください」と言葉が。俳優たちは作品に込められたメッセージをお届け出来るよう、引きつづき最終調整に打ち込みます。

このあとカンパニーはいよいよ自由劇場へ。舞台稽古に臨みます。
東京公演は8月25日(日)までの期間限定。本公演は、小学生以下のお子さまを対象にした、子ども料金設定があります。
夏休みの思い出に、世界の名作から生まれた愛あふれるミュージカルを、ぜひご家族でお楽しみください!

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