『美女と野獣』『ライオンキング』『アラジン』『アナと雪の女王』――夢や魔法、愛、冒険を描いた物語で人々を魅了し、劇団四季のレパートリー作品のなかでも高い人気を誇るディズニーミュージカル。
大ヒットアニメーション映画を、ファンタジーあふれる世界観そのままに舞台化したこれら作品群は、国や世代を超えて多くの人々に愛されています。
そんなディズニーミュージカル第1作目として誕生したのが、1994年、ニューヨーク・ブロードウェイで世界初演の幕をあけた『美女と野獣』です。今年は、ディズニーがミュージカル界に進出してちょうど30周年にあたります。
アメリカ本国では、この記念の節目を祝福しようと数多くのイベントが企画され、アメリカのテレビ局・ABCの朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」では特集が放送されることに。
4月下旬、その企画の一環で、ミュージカル『アラジン』ブロードウェイ公演でジーニー役を務めるマイケル・ジェームス・スコットさんが来日されました。
ディズニーミュージカルを上演する、マドリード(スペイン)、ハンブルク(ドイツ)、パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)を旅し、その最終地として日本にやってきたマイケルさん。旅の目的は、各国の文化や伝統芸能に触れ、現地のキャストと交流するというものです。
日本では茶道を体験されることとなり、マイケルさんを『美女と野獣』でベル役を務める五所真理子がお出迎え。ふたりでお茶を嗜(たしな)みました。
茶道の歴史を学んで臨んだ五所。体験中は、時おり五所がマイケルさんをサポートしながら、お茶をたてる音に耳を傾け、心静かな時間を過ごします。
さらにふたりによる対談も行われ、ディズニーミュージカルの舞台に立つキャスト同士、想いを語り合いました。
「グッド・モーニング・アメリカ」ではこの企画のほか、「ディズニー・オン・ブロードウェイ30th メドレー」と題したミュージックビデオを製作。選りすぐりのミュージカル作品から7つの国のカンパニーが母国語でメインナンバーを歌いつなぐという企画で、劇団四季から『アナと雪の女王』カンパニーが参加。和の趣漂う日本家屋を背景に、日本語で「フィナーレ/ありのままで」のパフォーマンスをしました。
ディズニーミュージカルを通じて、国や言語を超え、世界の人々がつながり合う壮大なプロジェクト。この全容は、5月16日の「グッド・モーニング・アメリカ」で放送されました(※)。
なお、劇団四季では、『美女と野獣』を舞浜アンフィシアター(千葉・舞浜)で、『アナと雪の女王』をJR東日本四季劇場[春](東京・竹芝)で、『ライオンキング』を有明四季劇場で、『アラジン』を電通四季劇場[海]でロングラン上演中。
夢と魔法に包まれる特別なひと時を、ぜひご体験ください。
- ※「グッド・モーニング・アメリカ」はアメリカで放送されるテレビ番組です。日本国内での放送はありません。
- ※放送された番組の内容は以下よりご覧いただけます。
「グッド・モーニング・アメリカ」番組の様子
収録に参加した出演者からのメッセージ
東京公演 |
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舞浜公演 |
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