4月23日(火)、KAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉にてミュージカル『オペラ座の怪人』横浜公演が開幕しました。
オペラ座の地下に棲(す)む怪人と、彼を"音楽の天使"と仰ぐ歌姫クリスティーヌの悲しい愛を描くこのミュージカルは、これまで世界累計1億6,000万人もの観客を魅了。1988年に日本初演を迎え、昨年には日本上演35周年、通算公演回数8,000回という大きな節目を迎えました。そして今年、7年ぶりに横浜へ。初日公演の開演前には、会場であるKAAT 神奈川芸術劇場の外壁に出現した仮面のビジュアルを前に、記念撮影する多くのお客様の姿がありました。
開演――荘厳なパイプオルガンの音色が響き渡り、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーによる屈指の名曲とともに、怪しくも切ない愛の物語が繰り広げられます。歌姫クリスティーヌ、彼女への叶わぬ想いに身を焦がす怪人、彼女へひたむきな愛を誓うラウル子爵、絡み合う三者の想いがひとつの結末へ辿り着き、静かに物語が終幕すると、満員の客席から割れんばかりの拍手が起こりました。
『オペラ座の怪人』横浜公演は、8月11日(日・祝)までの期間限定。いずれの公演日も空席わずかにつき、早めのご予約がおすすめです。
横浜の街に舞い降りる極上のミュージカルを、どうぞお見逃しなく。
※舞台写真は舞台稽古より
(撮影:阿部章仁、劇団四季)