2月16日(金)、東京・自由劇場にてミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]が開幕しました。
71年にニューヨーク・ブロードウェイで上演されたオリジナル演出とは異なり、演出家・浅利慶太によって再構築された唯一無二の舞台『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]。あらゆる装飾を削り取り再現されたイスラエルの荒野を舞台に、イエス・キリストを苦悩する一人の若者として描き、彼が十字架に架けられるまでの最後の7日間を綴ります。
圧倒的なリアリズムの追求により、人間の核心に迫り、また普遍的な人間ドラマを浮き彫りにしたこの舞台は、劇団四季ミュージカルの原点として大切に承継。上演を重ねてもなお新鮮な衝撃をもたらし、そのたびにお客様から熱い支持をいただいてきました。
今回の公演は、劇団四季創立70周年記念公演として5年ぶりに上演。2月に東京公演、4月に京都公演、そして6月にツアー公演と、およそ1年におよぶプロジェクトとしてお届けします。
迎えた東京公演初日。わずか500席の客席と緊密した舞台で、ジーザス、ユダ、マリア、そして民衆たちの運命が走り始めると、お客様は息をのむようにして物語を見つめます。静寂に包まれたエンディングから少しの間を置きカーテンコールがはじまると、出演者たちに熱のこもった拍手が送られました。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]東京公演は、好評につきチケットは完売(※)。4月20日(土)に開幕する京都公演のチケットは現在発売中です。
劇団四季のミュージカル文化を切りひらき、時を経ても輝き続ける魂の舞台を、ぜひご覧ください。
※『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]東京公演につきまして、劇団四季取り扱い分の前売りチケットは完売いたしました。ただし、劇団四季が提供する「チケット出品サービス」により、今後、予約済みのチケットが出品される場合がございます。
※舞台写真は舞台稽古より
(撮影:上原タカシ、劇団四季)