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コラム

『キャッツ』静岡公演の製作発表会見が行われました

2月5日(月)、静岡市内にて、7月より開幕するミュージカル『キャッツ』静岡公演の製作発表会見が行われました。

年に一度、都会の夜のゴミ捨て場で開かれる、猫たちの舞踏会――20世紀最大の詩人T・Sエリオットの詩集を原作に、現代のモーツァルトと称されるアンドリュー・ロイド=ウェバーの珠玉のメロディで紡がれるミュージカル。誇り高き"ジェリクルキャッツ"の個性と生命力に満ちた姿を描き、生きることの喜びを謳います。
2013年以来約10年ぶり、3度目となる『キャッツ』静岡公演。2018年の東京公演より、楽曲の改訂に伴い、振付・ビジュアル面などが一部変更。静岡ではこのバージョンは初めて披露されます。

会見には、共同主催である、静岡市長・難波喬司氏、静岡県副知事・出野勉氏、静岡商工会議所副会頭・髙橋明彦氏、静岡市文化振興財団理事長・髙木雅宏氏、静岡新聞社代表取締役社長・大須賀紳晃氏、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹が登壇し、静岡公演への意気込みを語りました。

静岡市長・難波喬司氏
静岡での『キャッツ』は過去2回の上演でも大盛況でしたが、今回また新しく進化した『キャッツ』を上演いただけることを、大変楽しみにしております。劇団四季の公演が開催されることは、街の魅力にとっても重要であり、市民の幸せ、経済の活性化などの効果を実感しています。会場となる静岡市民文化会館は2025年度より休館し、さらに魅力ある会館を目指して改修工事に入ります。今回のロングラン公演が大成功されるよう、市を挙げて支援して参ります。

静岡県副知事・出野勉氏
昨年国内ロングラン40周年を迎え、総公演回数11,300回を超える『キャッツ』は、日本で最も有名なミュージカルと言っても過言ではない作品と考えております。リピーターのお客様も多く、県内はもちろん、首都圏、中京圏からも多くのお客様にお越しいただけることと期待しております。今回の『キャッツ』が県民の皆様や多くの子どもたちに感動を与え、豊かな感性を育む機会となるよう、県としても全力で盛り上げて参ります。

静岡商工会議所副会頭・髙橋明彦氏
商工会議所は、静岡市の経済だけでなく、文化を高めていくことを大きなミッションの一つとして取り組んでおります。ご存知の通り、コンサートや舞台が東京一極になりがちな昨今ではありますが、ここ静岡で『キャッツ』を上演していただくことにより、改めてミュージカルの魅力、劇団四季の素晴らしさを体感していただけることと期待しております。一人でも多くの方々に魅力を感じていただけるよう、商工会議所全体で応援、発信して参ります。

静岡市文化振興財団理事長・髙木雅宏氏
私たちは名前の通り、静岡市の文化振興を大きな目標として日々務めている財団です。今回の公演を、施設管理者として大変嬉しく思っております。劇団四季のロングラン公演は、静岡市だけでなく、地区全体に大きく文化の振興を広げるものであると強く感じております。多くの皆様に劇場へ足をお運びいただけるよう、劇団四季の皆様と協力しながら、演劇に相応しい快適な空間を造っていきたいと考えております。

静岡新聞社代表取締役社長・大須賀紳晃氏
地元メディアの立場から、創造性溢れる舞台芸術を、地域社会に提供することが大切な役割の一つと考えております。『キャッツ』は40年もの間上演され続け、さらに進化を遂げている、まさに総合芸術と言える素晴らしい作品です。今回10年ぶりに静岡で『キャッツ』を楽しめるということで、非常に期待しております。私たちとしても積極的にバックアップをし、大勢のお客様にご来場いただけるよう、努めて参ります。

劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹
2022年以来2年ぶりに静岡でロングラン公演が上演できることを大変嬉しく思います。2001年より地元の皆様のご協力とご理解を得ながら公演を積み重ね、これまで8回行ってきた静岡公演には、のべ68万人のお客様にご来場いただきました。ナンバーの追加や曲調の変更が行われ、進化し続ける『キャッツ』。今回上演するバージョンは、静岡では初披露となります。ぜひ劇場で、生きる喜び、明日への希望を感じていただければ幸いです。

また、劇中ナンバーより、木村智秋と柴本優澄美が「メモリー」を披露。過去の思い出と未来への希望を綴る名曲の、美しいメロディを響かせました。

『キャッツ』は現在上演中の名古屋四季劇場で5月12日(日)に千秋楽を迎えたあと、静岡市民文化会館にて7月17日(水)から9月23日(月・休)までの上演。9月8日(日)までの公演チケットの「四季の会」会員先行予約が、4月7日(日)より始まります(一般発売は14日(日)より)。
また、11月からは広島(上野学園ホール)、さらに2025年からは仙台での上演も決定しています。
静岡でジェリクルキャッツが躍動するその日を、どうぞお楽しみに。

『キャッツ』静岡公演 概要
会場 静岡市民文化会館 大ホール(静岡市葵区)
公演日程
  • 2024年7月17日(水)~9月23日(月・休)
  • ※公演スケジュール詳細は、決定次第当ウェブサイトにてお知らせいたします。
チケット発売 2024年7月17日(水)~9月8日(日)公演分
2024年4月7日(日) 「四季の会」会員先行予約開始
2024年4月14日(日) 一般発売開始
※初日公演を含む一部公演は「四季の会」会員を対象とした事前抽選販売あり。詳細は決定次第お知らせいたします。
※今回静岡公演では、二次元バーコードでのご入場が可能となるQRチケット(ご予約入場券)の導入を予定しております。

(撮影:堀 勝志古)

『キャッツ』静岡公演製作発表会見より(右から、静岡新聞社代表取締役社長・大須賀紳晃氏、静岡市文化振興財団理事長・髙木雅宏氏、静岡市長・難波喬司氏、柴本優澄美(シラバブ役)、木村智秋(グリザベラ役)、静岡県副知事・出野 勉氏、静岡商工会議所副会頭・髙橋明彦氏、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹)

『キャッツ』静岡公演製作発表会見より(右から、静岡新聞社代表取締役社長・大須賀紳晃氏、静岡市文化振興財団理事長・髙木雅宏氏、静岡市長・難波喬司氏、柴本優澄美(シラバブ役)、木村智秋(グリザベラ役)、静岡県副知事・出野 勉氏、静岡商工会議所副会頭・髙橋明彦氏、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹)

製作発表会見の様子

製作発表会見の様子

劇中ナンバー「メモリー」を披露する木村智秋(グリザベラ役)と柴本優澄美(シラバブ役)

劇中ナンバー「メモリー」を披露する木村智秋(グリザベラ役)と柴本優澄美(シラバブ役)

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