12月21日(木)、東京・府中の森芸術劇場にて、ファミリーミュージカル『エルコスの祈り』クリスマスチャリティー公演が千秋楽を迎えました。
この公演は、ハンディキャップのある方々やそのサポートをされている方々に、"夢や希望を贈りたい"という思いから、日産労連組合員が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」を基に福祉活動の一環として行い、48年目を迎えました。今年も日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」主催のもと、日産労連、SUBARU労連、ヤマハ労連の皆様により運営され、計18公演で約11,000人のお客様にご来場いただきました。
組合員の皆様は、当日はボランティアとしてお客様のご案内など運営をサポート。
開演準備に向けて行われたボランティアの皆様との全体ミーティングでは、カンパニーを代表して俳優の諏訪友靖(パルタ役)、名児耶洋(ダーリー役)、久居史子(ダニエラ役)が出席。諏訪が「『エルコスの祈り』をクリスマスプレゼントとしてお届けできることを大変光栄に思っています。今日は一日、力を合わせていきましょう」と伝え、一丸となって準備にとりかかります。
またこの日は、お客様のご案内係として劇団四季の研究生30名も運営に参加。日産労連の皆様と一緒に、お客様をお迎えする準備を進めます。車いすでご来場される方にも安全に誘導ができるよう、車いす介助講習も行われ、使い方や注意点などを学び、臨みました。
チャリティー公演千秋楽となったこの日、この公演を楽しみに待っていてくださった皆様でいっぱいに。
幕が上がると、客席からは音楽に合わせて自然と拍手が起こり、目の前で繰り広げられる物語を思い思いに楽しむ姿が。カーテンコールでは主人公のロボット・エルコスが再び登場すると歓声があがり、会場には笑顔があふれました。
『エルコスの祈り』は、この後も全国各地を巡演。この活動を通して出会ったお客様や日産労連の方々の想いを胸に、カンパニーは引き続き、全国のお客様へ作品の感動を届けます。