12月20日(火)、ディズニーミュージカル『ライオンキング』が日本上演25周年を迎えました。
『ライオンキング』が日本初演を迎えたのは1998年、東京・浜松町に建設された旧・四季劇場[春](現・JR東日本四季劇場[春])のこけら落とし公演として開幕。以来、日本演劇史上初の無期限ロングランに挑み続け、現在は有明四季劇場(東京・有明)で上演しています。
これまでの日本通算上演回数は13,980回以上、観客動員数1,370万人を超え、"国民的ミュージカル"として世代を超えて愛され続けています。
公演当日。劇場では25周年をお祝いする鮮やかな花々がお客様を出迎えます。ロビーには25年の歩みを振り返る年表や、歴代のポスターの展示が。
そして、客席へと足を踏み入れたお客様を待っていたのは、盛大なサプライズ――有明四季劇場約1200の客席一つひとつに、ベビーシンバのぬいぐるみが着席。思いがけないプレゼントに、場内はお客様の驚きの声や明るい笑顔があふれました。
本編終了後には、特別カーテンコールとして、初演開幕前のオーディション風景から現在までの歩みを振り返るメモリアル映像が写し出され、その後出演者が登場。
カンパニーを代表してシンバ役・山下啓太がお客様に感謝の想いを伝えました。
「1998年に旧・四季劇場[春]で初演を迎えて以来、25年。四半世紀にわたり、日本演劇史上初の無期限ロングランを続けてまいりました。今後も多くのお客様にご覧いただけるよう、さらなる挑戦を続けてまいります」
客席から大きな拍手が送られるなか特別パフォーマンスは続けられ、劇中のオープニングナンバー「サークル・オブ・ライフ」を披露。そのラスト、プライドロックの頂上でシンバの誕生を祝福する場面を彷彿とさせる光景が――。音楽の終わりとともにラフィキとお客様がそろってベビーシンバを両手で掲げ、場内は壮観な景色と一体感に。興奮のままカーテンコールは繰り返され、出演者は満面の笑みで応え続けました。
感動冷めやらぬ終演後、18時。東京都内では『ライオンキング』25周年を祝うもう一つのビッグイベントが開催されました。
東京タワーがこの日一夜限りで『ライオンキング』カラーであるイエローにライトアップ。さらに、その近隣にて25周年特別ドローンショーを実施。東京の夜空に、300機のドローンによる『ライオンキング』の数々のモチーフや感謝のメッセージが描かれました。
『ライオンキング』東京公演は、現在2024年6月30日公演分まで発売中。
25周年を迎え、ますます盛り上がる『ライオンキング』をぜひご覧ください!
『ライオンキング』東京公演
(撮影:上原タカシ、劇団四季)