長期保守点検のため休演していたディズニーミュージカル『アラジン』東京公演が、8月27日（日）、いよいよ公演を再開します。
四季芸術センター（横浜市あざみ野）では、7月より公演再開に向けた稽古がスタート。
カンパニーには新しいメンバーも加わり、台本の読み合わせ、立ち位置や動きの導線などを確認するステージング稽古を経て、場面ごとに区切って繰り返す小返し稽古へと進み、芝居を身体に入れ込んでいきます。
稽古はレジデント・ディレクターの西尾健治と山下純輝が中心となって進行。
新たに出演を目指す俳優たちに対して、西尾は「動きは台詞と結びついていて、行動には必ず意味があります。例えば、舞台のセンターに向かって歩き、そこに立つという動きにも。その意図をしっかり汲んで」と声をかけます。
一方で、出演経験俳優を対象とした稽古では、山下が「段取りや振付を越えたところを目指してほしいです。アンサンブルの一人ひとりまで物語のなかで生きる姿勢を見せてください」とカンパニーをさらなる高みへと導きます。
また、レジデント・ディレクターばかりでなく、稽古進行管理や出演経験俳優もまた、初出演を目指し奮闘する俳優たちをサポート。実際に舞台で演じる上でのアドバイスから、海外アソシエートスタッフによる稽古で教わったことや受けた言葉など、これまで積み重ねた経験や知識を惜しみなく伝えます。
公演再開を待っていてくださるお客様に最高の舞台をお届けできるよう、稽古場にいる全員が一丸となって、活気ある稽古が行われていました。
『アラジン』東京公演は、現在2024年1月から6月公演分の「四季の会」会員先行予約を受付中です（一般発売は12日（土）より）。
冒険、ロマンス、ファンタジー――すべてが詰まった圧倒的エンターテインメントを、ぜひ劇場でお楽しみください！
