今年6月より実施された、児童招待事業「ニッセイ名作シリーズ 2023」日生劇場公演(主催:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場] 協賛:日本生命保険相互会社)ミュージカル『ジャック・オー・ランド ~ユーリと魔物の笛~』。
7月19日(水)、2023年度の最終公演が行われ、この日は約900名の児童が東京・日生劇場に来場。約1ヵ月半におよぶ全公演期間において、東京都内および近郊の小学校3~4年生を対象に、約36,000名 が招待されました。
本事業のため、同名の創作絵本を原作に、劇団四季が新たに創作したファミリーミュージカル『ジャック・オー・ランド ~ユーリと魔物の笛~』。
一人ぼっち同士の人間の男の子ユーリと魔物のコブ、人間にだまされ心を固く閉ざした魔物の王ジャック・オーを中心に、「種族を超えた友情」「信じる心を持つことの大切さ」が描かれます。
物語が始まると、子どもたちは舞台に引き込まれるかのように物語の行方を見つめ、困難を乗り越えようとするユーリとコブの姿を見守ります。カーテンコールでは音楽にあわせて会場中に手拍子が鳴り響き、舞台と客席が一体感に包まれました。
先生の引率で帰路につく際も、お友だちと夢中になってユーリとコブの活躍を語る子どもたち。その笑顔は来場時以上に、一段と輝いていました。
2023年より5年間、毎年6~7月に「ニッセイ名作シリーズ」として上演される本作。劇団四季は、日本生命・ニッセイ文化振興財団とともに、子どもたちへ舞台芸術の感動をお届けしてまいります。
※本作品は招待公演のみとなります。一般公演およびライブ配信はございません。
「ニッセイ名作シリーズ」について
「ニッセイ名作シリーズ」は、1964年から50年にわたり、全国で小学校6年生をミュージカルへ無料招待してきた「ニッセイ名作劇場」、および1979年から2013年まで、中高生に低廉な料金で提供してきた『青少年のための「日生劇場オペラ教室」』を前身とする取り組みです。
劇団四季は、オリジナルファミリーミュージカルの制作・日生劇場における上演として、本事業に参画しています。