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コラム

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]東京公演が千秋楽を迎えました

7月16日(日)、ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]東京公演(自由劇場)が千秋楽を迎えました。

劇団四季創立70周年記念公演として上演された本作。1973年に劇団創立者・浅利慶太によるオリジナル演出で日本初演の幕を開けて以来、[ジャポネスク・バージョン][エルサレム・バージョン]と呼ばれる二つの異なる演出で上演を重ね、熱い支持を得てきました。
劇団四季がミュージカルへの道を切り開いた原点のひとつであり、約10年ぶりに挑んだ[ジャポネスク・バージョン]。舞台への祈りを込め、一回ずつの公演に死力を尽くす出演者らに呼応するように、連日満員の客席からは熱い拍手が。うつろいやすい民衆の熱狂に翻弄されながらも、自らの生を全うするキリスト、彼をひとりの人間として愛したが故に葛藤するユダ、マリアを軸に展開する普遍的な物語は、初演から時を経てなお、鮮烈な感動を生み、劇場を喝采で包みました。

迎えた千秋楽公演。終演の静寂のあと、割れんばかりの拍手が沸き起こり、終幕を惜しむように何度もカーテンコールが。出演者たちは繰り返し手を振って応えました。

自由劇場では来年2月に、もう一つの演出[エルサレム・バージョン]を上演予定。公演スケジュールやチケット発売などの詳細は、決定次第お知らせいたします。
イスラエルの荒野を舞台に、砂埃舞うような圧倒的リアリズムでお届けする[エルサレム・バージョン]にも、ご期待ください。

また自由劇場ではこのあと8月5日(土)から9月2日(土)まで、ファミリーミュージカル『エルコスの祈り』を上演。
心を持ったロボット・エルコスが、心を閉ざした子どもたちと出会って起こす、優しい奇跡――温かい感動作を、夏休みにお届けします。

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]東京公演の千秋楽カーテンコール

『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]東京公演の千秋楽カーテンコール

千秋楽を迎えた自由劇場には多くのお客様が駆けつけてくださいました

千秋楽を迎えた自由劇場には多くのお客様が駆けつけてくださいました

万雷の拍手に応える、ジーザス・クライスト役 神永東吾(中央)、イスカリオテのユダ役 佐久間 仁(右)、マグダラのマリア役	江畑晶慧(左)

万雷の拍手に応える、ジーザス・クライスト役 神永東吾(中央)、イスカリオテのユダ役 佐久間 仁(右)、マグダラのマリア役 江畑晶慧(左)

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