11月26日(土)、東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区)にて開幕するディズニーミュージカル『リトルマーメイド』仙台公演。
11月上旬、四季芸術センター(横浜市あざみ野)にて、全体稽古の初日となる稽古始めが行われました。
『リトルマーメイド』は、2013年に東京で初演以来、名古屋、福岡、大阪、札幌、静岡、広島の7都市で上演を重ねてきました。
大人から子どもまで、世代を問わず多くの人に愛されてきた本作が、ついに仙台で初めて上演します。
稽古始めでは、台本の「読み合わせ」を実施。先月広島公演を終えたばかりのカンパニーですが、あらためて新鮮に台本と向き合おうと、言葉に意識を集中し、語り歌います。
本作のレジデント・ディレクターを務める玉城任は「僕らがやることはひとつだけ、この作品を言葉の芸術にしていくこと。台本に込められた祈りと感動が、言葉を通して仙台のお客さまに届くように創りあげていきましょう」と、この作品に臨む意識が全員に共有されました。
稽古場は和やかな雰囲気でありながらも、オーバーチュアが流れると空気は一変。俳優たちは真剣な表情で台本に向かい合い、台詞一つひとつを丁寧に確認していきます。
『リトルマーメイド』の魅力の一つは、作曲家アラン・メンケンが手がけた誰もが一度は耳にしたことのある音楽の数々。
アリエルが海の上の世界に憧れる一途な思いを歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」や、セバスチャンと海の仲間たちが海の中の世界の素晴らしさを歌う「アンダー・ザ・シー」などの名曲が、アリエルたちが暮らす美しい海底の世界へと誘います。
『リトルマーメイド』仙台公演は、来年2月12日(日)公演分まで発売中。いち早く観るなら平日がおすすめです。
そして、今月20日(日)からは、2月14日(火)から3月12日(日)千秋楽公演までのチケットの「四季の会」会員先行予約が始まります(一般発売は27日(日)より)。
仙台で繰り広げられる、アリエルの恋と冒険の物語を、どうぞお楽しみに。