10月28日(金)、ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』全国公演が、YCC県民文化ホール(山梨県甲府市・山梨県立県民文化ホール)にて千秋楽を迎えました。
2020年にオリジナルミュージカルとして初演された本作は、演出・音楽面などでブラッシュアップを加え、2021年冬に東京・自由劇場に再登場。その後の京都劇場を経て、今年5月、満を持して全国ツアーへと旅立ちました。
心に傷を負った男・ベンと、壊れかけのロボット・タングが辿る、温かい再生の旅路。全国各地の様々なお客様との出会い、様々な会場でいただく熱い拍手は、旅を続けるカンパニーにとって大きな励ましとなり、作品にさらなる深みを与えるエネルギーとなってきました。
そして迎えた千秋楽公演。すべての人々を祝福するような物語がラストシーンを迎えると、ひときわ大きな拍手が沸き起こります。鳴り止まない拍手に、出演者たちは手を振って応え続けました。
『ロボット・イン・ザ・ガーデン』はついにフィナーレを迎えましたが、このたび、本年1月に行われた東京公演を収録した映像配信が決定。
舞台をご覧になった方も、まだご覧になっていない方も、ご自宅のパソコンなどでご覧いただけるチャンスです。どうぞお見逃しなく。
全国公演はこのあと、2023年8月26日より一般ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が登場。
ファミリーミュージカルは、現在上演中の『人間になりたがった猫』が9月まで各地を巡るほか、4月29日には『ジョン万次郎の夢』、9月9日には『エルコスの祈り』がツアーへ出発します。
2023年も多彩なラインアップでお届けする劇団四季の全国公演を、どうぞお楽しみに。