本日9月6日(火)、JR東日本四季劇場[秋](東京・竹芝)にて上演中の最新オリジナルミュージカル『バケモノの子』が、通算来場者数10万人を達成しました。
『バケモノの子』は、今年4月30日(土)に開幕。細田守監督による同名アニメーション映画を原作とし、最強のバケモノと人間の少年の、血のつながりを越えた絆と成長を描きます。壮大なスケールで立体化した舞台は大きな反響を呼び、連日熱い拍手をいただいてきました。
当日のカーテンコールでは、出演者を代表して熊徹役の伊藤潤一郎がお客様へ感謝のご挨拶。
「ミュージカル『バケモノの子』は本日の公演を持ちまして、通算10万人のお客様にご来場いただきました。開幕以来、連日多くのお客様にお運びいただき、本日の節目を迎えることができました。これもひとえに、この作品を愛し育んでくださっているお客様のご支援の賜物と、出演者、スタッフ一同心よりお礼申し上げます」と述べると、客席からは大きな拍手が送られました。
またこの日、10万人目のお客様となったのは、岩手県から修学旅行で来場された久慈市立久慈中学校の生徒さん。
新型コロナウイルス感染症の影響により、修学旅行をはじめとしたほとんどの学校行事が中止となった2020年から2年が経ち――。今年、劇場には以前のように、芸術鑑賞や修学旅行でご来場いただく学生たちの初々しい姿が見られるようになってきました。
チケットを手に、期待に満ちた足取りで入場した生徒の皆さん。孤独な人間の少年が最強のバケモノと師弟の絆を育み、「自分は何者か?」と悩みながらも、周囲の支えを得て自分の生きる道を見つけていく――青年期の成長を描く物語をまっすぐな瞳で見守り、客席から精一杯の拍手を送ってくれました。
10万人目のお客様 観劇のご感想
岩手県 久慈市立久慈中学校3年生 北村 壮太さん
今、コロナや暗いニュースが続く中で、東京に修学旅行に来て初めてミュージカルを見られて元気をもらいました。
今日、迫力のある音楽や演劇に触れ、勇気や感動をいただきました。私たちは文化祭、受験をひかえており、「九太」のように強い心を持ち、のぞみたいです。劇団四季のすばらしい「季節」が10万人からめぐりめぐって世界の暗く長い「梅雨」を明るく照らしてください!!
通算来場者数10万人達成を記念して、劇場ロビーでは出演者のメッセージ入りポスターを展示中(9月30日(金)まで)。ご観劇の際にはぜひお立ち寄りください。
『バケモノの子』東京公演は、2023年3月21日(火・祝)に千秋楽を迎えることが決定しています。千秋楽までのチケット最終販売は、9月24日(土)「四季の会」会員先行予約開始、10月1日(土)一般発売開始。
なお、3月21日千秋楽公演は全席を対象に、「四季の会」会員限定の事前抽選販売を実施します(申し込み締め切り:9月16日(金)18時送信分まで)。
東京公演のあとは、来年12月より大阪四季劇場で開幕予定。
劇団四季史上、最大規模でお贈りするオリジナルミュージカルを、どうぞお見逃しなく。