本日30日(土)、JR東日本四季劇場[秋](東京・竹芝)にて、最新オリジナルミュージカル『バケモノの子』が開幕しました。
2015年公開の細田守監督によるアニメーション映画「バケモノの子」を原作に、劇団四季史上、最大規模で創作する新作オリジナルミュージカル。細田監督作品のミュージカル化は本作が初となります。
迎えた初日公演。次々と来場されたお客様が、色鮮やかな公演グッズを取りそろえた売店や、キャストボードの前で足を止めます。
客席に踏み入れると、舞台上には物語を象徴する光景が――。(※1)
華やかなオーバーチュアとともに開幕すると、舞台は一気にバケモノたちの異世界・渋天街へ。
バケモノ界の長・宗師の継承争いを軸に、最強のバケモノ・熊徹と、彼に弟子入りすることになる人間の少年・蓮(九太)の、血のつながりを越えた絆と成長の物語が、壮大な音楽、心躍るダンスを伴い、熱く展開します。
自分は何者なのかという問いに悩みながらも、熊徹やまわりの人々に支えられ、力強く成長する蓮。やがて迎えた、希望に溢れるフィナーレ――。
カーテンコールでは客席一体となった大きな手拍子が起こり、出演者たちは客席からの熱い反響に笑顔で応え続けました。
また、初日公演には細田守監督がご来場。観劇後には熱い感想をお寄せくださいました。
細田守監督コメント
お客様と一緒に、劇団四季の皆さんの素晴らしい舞台を拝見し、感激しています。
小さな九太が出てきた瞬間、「本物だ!」と思うくらい、その存在感に驚きました。俳優さんをはじめ、舞台美術、衣裳などの美しさ。劇団四季がこれまでに培われた技術やアイディアが集約された舞台なのだなと。
皆さんの熱意、パワー、イマジネーションによって、映画の世界が驚くほど忠実に、さらに上回るほどエモーショナルに描き出されていることに感動しました。
ぜひ多くの方に『バケモノの子』を観ていただけたらと願っています。
『バケモノの子』東京公演は、9月30日(金)までの公演チケットを発売中。
人間とバケモノの親子が絆を育み、「自分は何者か」という問いに対峙しながら共に成長していく希望の物語。かつてないスケールでお届けする新作オリジナルミュージカルを、ぜひ劇場でご体感ください。
(※1)『バケモノの子』東京公演は、開場中に限り、客席内での撮影が可能となります(開演5分前まで)。
ご観劇の記念に、ぜひご利用ください。
※舞台写真は舞台稽古より
(撮影:阿部章仁、樋口隆宏)