いよいよ30日(土)に開幕する最新オリジナルミュージカル『バケモノの子』。
本日28日(木)、JR東日本四季劇場[秋](東京・竹芝)にて最終舞台稽古が行われ、メディアや劇団関係者に向けて公開されました。
2018年末、細田守監督による映画「バケモノの子」が新作オリジナルミュージカルの原作として選定されて以降、構想期間を含め約3年半、粉骨砕身で進められた創作活動。劇団四季の本拠地・四季芸術センターで約2ヵ月半の濃密な稽古を重ねて劇場入りしたカンパニーは、衣裳・メイクを身に着け、舞台上での調整に勤しんできました。
劇場に広がるのは、アニメーションの世界観を踏まえながらも、演劇的な要素を駆使して表現された、舞台作品ならではの『バケモノの子』の世界。
壮大な音楽、心躍るダンスを伴って展開する物語が、やがて希望に溢れるフィナーレを迎えると、客席からは盛大な拍手が沸き起こりました。
感染症対策のため、劇団関係者に公開する機会を最小限にとどめられてきた連日の稽古。この日初めて客席からの熱い反応を受けて、出演者・スタッフ一同は安堵の表情を浮かべます。
さらに一丸となって、いよいよ開幕へ――劇団の歴史に新たな1ページが刻まれる日は、間もなくです。
『バケモノの子』東京公演は、9月30日(金)までの公演チケットを発売中。
人間とバケモノの親子が絆を育み、「自分は何者か」という問いに対峙しながら共に成長していく希望の物語に、どうぞご期待ください。
(撮影:上原タカシ、阿部章仁、樋口隆宏)