最高にハッピーなミュージカル『マンマ・ミーア!』
観た人すべてが「MAMMA MIA(なんてこった)!」と思わず叫ぶ、その魅力を大公開!
元気が欲しいとき、感動を味わいたいとき、充実した一日を満喫したいとき、あなたは何をして過ごしますか?そのひとつの答えが、劇場にあります。
なぜ『マンマ・ミーア!』を観ると、思わず「MAMMA MIA(なんてこった)!」と口にしたくなってしまうのか?それは、「こんなハッピーな時間があったのか!」と感動に胸をふるわせるからです!
舞台を彩るミュージカルナンバー、そのすべてが“ポップミュージックの完成者”ABBAの大ヒットソング。ライブさながらの興奮は、激しいダンスとともにますますエネルギーを増していきます。さらにABBAのメンバー自身が「まるでこのミュージカルのために書いたようだ」と語るほど、すべての曲にシンクロしていく物語。
音楽とダンス、感動のストーリー、あらゆるエンターテイメントが詰まった舞台――それがミュージカルなのです!しかも、それだけではありません。
『マンマ・ミーア!』は、数あるミュージカルの中でも世界300以上の都市で5000万人を超える人々が熱狂した、正真正銘、超一流のエンターテインメント!
「MAMMA MIA!」と心の中で思わず叫びたくなること間違いなし!です。
『マンマ・ミーア!』で歌われる楽曲は、すべて「ポップミュージックの完成者」といわれるABBAのヒットソング。
1974年、スウェーデンから彗星のごとく現れたABBAは、1970~80年代の世界のミュージックシーンを瞬く間に席巻した伝説的グループです。8年間と短い活動期間にも関わらず、シングル・アルバムを合わせたレコードセールスは、なんと2億5000万枚!活動終了後も、その輝きに満ちた楽曲たちは世代を超えて愛され続け、2010年にはロックの殿堂入りも果たしました。まさに、ひとつの時代を象徴するミュージシャンといえるでしょう。
タイトルである『マンマ・ミーア!』も、ABBAの代表曲のひとつから取られたもの。ABBAが生み出すサウンドには、人生を謳歌しつくそうというポジティブなエネルギーが満ち溢れています。それはまさに、物語の舞台となるエーゲ海の眩しい太陽と美しい海をぎゅっと濃縮したかのよう。「恋のウォータールー」「SOS」「チキチータ」「ダンシング・クイーン」等、全編を埋めつくす22曲のヒットソングは、誰もが一度は耳にしたことがある名曲ばかり。
そして、その興奮がクライマックスに達するのが圧巻のカーテンコール!
「人生は最高!」きっとそう思える瞬間が、劇場の扉の中であなたを待っています!
エーゲ海に浮かぶ小島で小さなホテルを経営しているドナは、シングルマザーとして女手ひとつで育ててきた一人娘ソフィと二人暮らし。しかし、20歳になり恋人スカイとの結婚式を控えるソフィは、バージンロードを父親と歩くことを夢見ていました。そして、ドナの昔の日記をこっそり持ち出し読んだソフィは、サム、ビル、ハリーというドナのかつての恋人たちの存在を知ります。
「本当のお父さんなら一目でわかるはず・・・」
ソフィは、ドナに内緒で3人を結婚式に招待してしまいます。
迎えた結婚式前日。島に集まったのはドナの昔のバンド仲間ターニャとロージー、さらに3人の父親候補たち。しかも、混乱するドナをよそに3人が「自分がソフィの父親だ」と名乗り出てしまい・・・。
ドナとソフィの親子の絆、ドナ・ターニャ・ロージーの女の友情、そしてドナと恋人たちとの美しい思い出と今も秘めた愛。
さまざまな思いが交錯しながら、結婚式が刻一刻と近づいてくるのでした。
波乱万丈の人生を送りながらも強く生きる女性の姿を瑞々しく描く『マンマ・ミーア!』。
作中にはパワフルでエネルギッシュな女性たちが大勢登場しますが、実はこのミュージカルの骨格を作った方々も全員女性なのです。
プロデューサーのジュディ・クレーマー氏、台本のキャサリン・ジョンソン氏、演出のフィリダ・ロイド氏―この三人の女性が女性ならではの視点で、各々の発想力を活かして創り上げた本作からどうぞ「女性の力」を感じとってください。
さらに、ブロードウェイ版の演出家で映画版の監督も務めたフィリダ・ロイド氏はこう語っています。
「スケールの大きなミュージカルの場合、身近で共感できるキャラクターがいなくなってしまうことがありますが、『マンマ・ミーア!』には観客が自分を投影できるキャラクターばかりが登場します。
この物語は、誰もが過去に経験したことがあるようなノスタルジックな物語であり、その中で登場人物たちが『自分とは何か?』という普遍的で共感し合えるテーマと対峙していくのです」
『マンマ・ミーア!』に続く監督作『マーガレットサッチャー 鉄の女』ではアカデミー賞も受賞したロイド氏が、一貫して自身の作品に込め続けているのは「決してあなたは一人じゃない」という力強く温かな女性へのエール!
「声にならない声を上げながら葛藤する女性を勇気づけ、励まし、希望を与えるような作品を作りたい」そんな製作陣の想いがこもった『マンマ・ミーア!』だからこそ、幅広い世代の女性から圧倒的な支持を受けているのです。
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