客席への扉を開けたときから
『キャッツ』は始まっている｡

1983年の日本初演以来、多くの人々を引きつけてきたミュージカル『キャッツ』。
驚異的なロングランを続ける魅力――それは､人々がミュージカルと聞いて連想するイメージを超えた独創性にあります。

劇場ロビーからつづく扉を開けると､そこは『キャッツ』の世界。
客席と舞台とが一体になった都会のゴミ捨て場が広がっています。

満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツが、
年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。
人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、
自らの人生を謳歌する強い心と無限の個性、行動力を持つ猫、
それがジェリクルキャッツ。

そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。

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  マンカストラップ

  行動力と正義感あふれる兄貴肌のリーダー猫。

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  タントミール

  ワインレッドのシャム猫。セクシーでミステリアス。

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  ジェニエニドッツ

  昼間は寝てばかり。世話好きなおばさん猫。

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  ラム・タム・タガー

  あまのじゃくな性格。メス猫にモテモテなプレイボーイ。

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  バストファージョーンズ

  しなやかで黒い毛並みを持つ、グルメでリッチな肥満体の紳士猫。

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  オールドデュトロノミー

  すべての猫たちが尊敬する長老猫。そのまなざしには深い愛が溢れている。

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  マンゴジェリー

  ランペルティーザと泥棒稼業に勤しむアクロバットが得意なオス猫。

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  ランペルティーザ

  マンゴジェリーと泥棒稼業に勤しむ元気いっぱいのメス猫。

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  ジェミマ

  白の毛皮に、黒とオレンジの縞が入っている、若いメス猫。

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  コリコパット

  黄色と黒の毛皮を持つ、踊りが得意な青年猫。

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  ヴィクトリア

  純白の毛並みがひときわ目を引く、美しくしなやかな猫。

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  カーバケッティ

  三毛猫の一種。一見ニヒルで控えめな印象だがダンスは抜群。

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  カッサンドラ

  黒の縞模様が特徴のおとなの猫。夜空に舞う、神秘的な姿が印象的。

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  タンブルブルータス

  個性豊かな猫たちのなかでも特に男性的な印象を放つ。

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  ランパスキャット

  薄いグレーの毛皮に黒ブチ模様。エネルギッシュな猫。

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  ギルバート

  黒、茶、白の3色の毛皮を持つオス猫。舞踏会では空中ブランコを披露。

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  アスパラガス

  継ぎはぎだらけの上着をまとっているが、かつては二枚目俳優だった。

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  グロールタイガー

  アスパラガスがかつて演じた荒くれ者の海賊猫。

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  ジェリーロラム

  見た目は茶色がかった黄色い毛並み。包容力のある大人の雰囲気を持つ。

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  グリドルボーン

  美しい声とチャーミングな風貌を持った悪女猫。

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  スキンブルシャンクス

  鉄道を愛し、皆のために骨身を惜しまず働く気のいい猫。

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  マキャヴィティ

  悪事の限りを尽くす、神出鬼没な犯罪王。

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  ディミータ

  オレンジ色に黒と白の縞模様が入った三毛猫系の猫。野性的。

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  ボンバルリーナ

  黒と赤の毛並みを持つ、クールでセクシーなおとなの猫。

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  ミストフェリーズ

  黒白の毛並みが印象的な小さな猫。ダンスとマジックの能力が抜群。

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  グリザベラ

  若いころは名の知れた娼婦だった猫。老いさらばえた孤独な姿が印象的。

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  シラバブ

  生まれて間もない、小さくて純粋な猫。