『サウンド・オブ・ミュージック』

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はじめに Introduction

アンドリュー・ロイド=ウェバー
プロデュース版
『サウンド・オブ・ミュージック』

「ドレミの歌」「エーデルワイス」など誰もが聴き馴染みのある曲を数多く含む本作品は、第二次世界大戦直前、ナチス占領下のオーストリアで、歌と家族愛で人々を励まし続けてきたトラップ・ファミリー合唱団の実話と、それに基づいたドイツ映画を原作としたミュージカルです。
1959年にブロードウェイで開幕し、トニー賞のほとんどを受賞。その後映画が大ヒットするなど、世界中で“名作ミュージカル”として愛されてきました。

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ストーリー Story

1938年、第二次世界大戦直前のオーストリア。修道院で修行中の身であったマリアは歌うことが大好き。いつも院を抜け出しては、近くの山へ歌いに出かけます。そのため、規律の時間に遅刻をすることもしばしば。先輩の修道女たちを困らせていました。
そんなある日。マリアをずっと見守ってきた修道院長は、トラップ大佐の邸宅へ行って子どもたちの家庭教師になるように勧めます。
妻を亡くし、7人の子供たちを育てていたトラップ大佐。その躾は軍隊式であり、子どもたちは常に笛の音で呼び分けられていました。遊びも、歌も知らない子どもたち。そんな彼らにマリアは優しく名前で呼びかけ、歌を教えます。
子どもたちは戸惑いながらも徐々に心を開き始め、打ち解けるようになるのです。

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お客様からのコメント Comment

涙がとまりませんでした。

家族で久しぶりに四季の舞台を観てきました。 小学校の時に映画を見て、懐かしさもあって見に行きました。知っている歌、それも明るい歌ばかりなのに、何故か涙が止まりませんでした。普段何かを見て泣くタイプではないので、自然にこぼれた涙に自分でも驚きました。ここまで何かを深く伝えてくれるミュージカルはないと思います。まさかドレミの歌に泣かされるとは思いませんでした。劇団四季、これからも観に行きたいと思います。

心温まるミュージカル

子どもの頃から聴き慣れていた曲ばかりでしたが、こんなにも温かく奥深いミュージカルだとは思っていませんでした。音楽を通して心深め合っていくトラップ一家とマリア。人を思う温かさと奥深さを教えられたミュージカルでした。マリアのような気持ちで生きられたら、殺伐としたこの世の中も皆が笑顔で生きられる世の中になるにではないかと思いました。忘れかけていた何かを教えていただいたひと時でした。

素晴らしいコーラス!!

映画の印象があまりに強い作品ですが、劇団四季の舞台は裏切りません。映画だと美しい景色につい目を奪われてしまいますが、目の前で展開される歌も、芝居やダンスも、舞台装置もすべて素晴らしかったです。特に修道院長のソロ、シスターたちのコーラスは絶品で、ストレートに心に響き、何度も泣きそうになりました。前の席の女性は、ずっとハンカチを握りしめ、ときおり涙を拭いていました。

ずっと鼻歌で歌ってます。

音楽、舞台装置、なにより役者さんの演技と歌!本当に素晴らしいミュージカルで、感激しました。7人兄弟もみんなお人形さんみたいにかわいくて、表情がくるくる変わって、歌も上手で、なんてキュンとくるミュージカルなのでしょう!もっと早く見ればよかった。また何度もみにいきたい作品が、ひとつ増えました。

愛情

何度見ても泣いてしまうシーンがあります。子供たちがエーデルワイスを歌い始めてトラップ大佐が続いて歌うところ。父親の愛情に飢えていた子供たちにやさしく応えた場面。家庭こそ愛情を育む場所、愛情を受けた子供たちは、自分の子供や周りの人々にも愛情を降り注ぐことでしょう。家族全員で見ていただきたい作品です。

心にしみる

初めて四季を観劇しました。高校生の子供が学校の観劇で良かったよ!と言ってましたが、本当に心にしみました。高校生の子供達も夢に向かって困難な道を頑張って歩いていて…トラップ一家の信念を曲げないで勇気をもって歩いていく姿に勇気をもらいました。また四季に行って勇気と元気をもらいたいと思います。

ギャラリー Gallery

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登場人物 Character

  • マリア

    歌と自然が大好きで、ノンベルク修道院でシスターになるための勉強をしています。おてんばな性格をしているため修道院では問題児として扱われており、修道院長のはからいでトラップ家に家庭教師として派遣されます。まるで軍隊のような大佐と子どもたちの関係に違和感を覚え、得意のギターを片手に音楽を通じて子どもたちと打ち解けていきます。

  • トラップ大佐

    元オーストリア海軍の国民的英雄。軍から退いた後、7人の子どもとともにザルツブルクの屋敷であたたかい家庭を築いていましたが、病気で妻を亡くしてから人が変わってしまいました。 家を執事や家庭教師に任せて留守にしがちになり、子どもたちにも軍隊の上官と部下のように厳しく振る舞います。貴族の未亡人であるエルザとの結婚を考えている中、マリアと出会い心を揺さぶられます。

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キャスト&スタッフ Cast & Staff

スタッフ Staff

クリエイティブ・スタッフ

作曲
リチャード・ロジャース
作詞
オスカー・ハマースタインⅡ世
脚本
ハワード・リンゼイ
ラッセル・クラウス
(マリア・オーガスタ・トラップの「The Trapp Family Singers」に想を得る)
オーケストレーション
ロバート・ラッセル・ベネット
ダンス・ヴォーカルアレンジメント
トルード・リットマン
振付
アーリーン・フィリップス
装置・衣裳デザイン
ロバート・ジョーンズ
演出
ジェレミー・サムズ
演出補/振付補/チルドレン・ディレクター
ギャビン・ミットフォード
スタッフ詳細

キャスト Cast

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