はじめに

アンデルセン童話「はだかの王様」は、皆さんも子どもの頃に読んだり聞いたりしてよくご存知なのではないでしょうか。
アンデルセンは、他にも「おやゆびひめ」「人魚姫」「みにくいあひるの子」「マッチ売りの少女」など名作の数々を生み出し、彼の作品は現在でも全世界中で愛されつづけています。

『はだかの王様』は、この有名なお話を元に、劇団四季が初めて子どものために創作したミュージカルです。1964年の初演以来、何度も繰り返し上演され、たくさんの子どもたちに親しまれてきました。台本を書いた寺山修司は、登場人物たちにとても楽しい名前をつけました。パジャママ、ステテコ、サテン、モモヒキ、スリップ、スリッパなど、洋服が大好きな王様にふさわしく、どれも洋服に関係する名前ばかりです。

周りの目を気にして、本当のことが言えない王様と、お城の人たち。同じ状況になったとき、あなたは本当のことが言えるでしょうか?

さあ、進行役のアップリケとホックと一緒に「幕を開ける歌」を歌って、王様のいる世界へ旅立ちましょう。

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