ミュージカル『ガンバの大冒険』は、斎藤惇夫さんの原作をミュージカル化した作品。
劇団四季では1976年の初演以来、ニッセイ名作劇場、NHK夏休みこどもミュージカル、そして1986年からは一般公演として全国各地で上演を繰り返してきた人気ミュージカルです。
ガンバは町でのどかな暮らしを楽しむ町ネズミ。ですが彼の心の中には「何か大きな広いもの」へのあこがれが、気づくともなく湧きだしています。
そんな時、知り合った島ネズミの忠太から聞いたのは、故郷の「夢見が島」がおそろしいイタチに襲われてネズミたちの命が危ない、ということ。しかし、町ネズミや船乗りネズミたちは死んでしまう危険を前に、助けに行くことに二の足を踏んでいます。
「死ぬことをおそれては何もできない。仲間を助けに俺は行くぞ!」
勇敢なガンバの言葉を聞き、一同は島へと向かうことに。そのリーダーとなったガンバは、仲間たちと未知なる海へ、冒険の旅へ、船を漕ぎ出すのですが・・・。
"冒険"。それは誰もがあこがれる、未知なるものを体験する旅。
しかし、命の危険が伴うのも事実です。そこであきらめるか、それとも仲間と力を合わせて、一歩を踏み出すか――。
運命に立ち向かおうとするガンバと仲間たちの姿は、私たちに「勇敢な心」や「仲間の大切さ」を教え、また「生命の尊さ」を深く問いかけます。
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