5月6日(日)、神奈川県・座間市「ハーモニーホール座間」にて、ファミリーミュージカル『王様の耳はロバの耳』全国公演が開幕しました。
「言葉の錬金術師」とも呼ばれた劇作家・寺山修司が書き下ろした『王様の耳はロバの耳』。軽快なリズムの言葉で紡がれる物語には、"本当のことを言う大切さ"が描かれています。1965年、第2回ニッセイ名作劇場として初演を迎えて以来、多くの方に勇気と感動をお届けしてきました。
全国公演の初日当日、劇場には多くのご家族連れのお客様がご来場。出演者たちが登場し、愉快に「幕をあける歌」を歌えば、いよいよ物語のはじまりです。
ロバの耳を持つわがままな王様と、そのことを町の人たちに話せず思い悩む床屋。真実から目をそむけるべきか、はっきりと口にすべきか......客席は一体となり、ふたりの物語の行く末を見守ります。感動に包まれたカーテンコールでは、会場中に大きな拍手が響き渡りました。
『王様の耳はロバの耳』はこれから来年3月まで、「こころの劇場」(※)の一環として日本全国をまわります。子どもから大人まで、誰の心にも響く王様と床屋の物語を、ぜひお見逃しなく。
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(※)「こころの劇場」は、日本全国の小学生を無料で劇場へ招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が企画し、この趣旨にご賛同いただいた多くの企業・行政のご協力を得て実現しています。