暖かな陽気に包まれ、春めく4月初旬。『ライオンキング』東京公演の新たなCMが登場しました。
初演以来、たくさんのお客様に愛され、育まれてきたこのミュージカルは、今年で19年目を数えます。 "将来、自分の子どもが生まれた時に、また一緒に観に行こう――"。この長い年月の中で、そんな風に思い、もしかすると実際に叶えられたご家族がいらっしゃるかもしれない...。そんな製作チームの想いから、今回のCMはあるひと組の家族のカタチをドラマ仕立てで描くことに。
テーマは、「父から息子へ―受け継がれる『ライオンキング』」です。
時は『ライオンキング』が初演を迎えて間もない1999年頃。初デートに『ライオンキング』を観にやって来た20代の初々しいカップルの姿が描かれます。ふたりの間にはやがて子どもが生まれ、その息子は高校生に成長。そしてその彼が、両親の前でふとつぶやくのです。「初デートは『ライオンキング』かな」。
いつの間にか大きくなった息子が、好きな女の子との初デートに、奇しくも自分と同じ選択をしようとしていた――。嬉しいような、少しくすぐったいような、CMではそんな親子の、微笑ましい姿を切り取ります。
このドラマを描くため、6人の俳優がキャスティング。父親役は白倉一成(『王子とこじき』マイルス・ヘンドン役など)。母親役は遠藤珠生(『美女と野獣』ミセス・ポット役など)。そのふたりの20代を玉木隆寛(『リトルマーメイド』エリック役など)と服部ゆう(『ガンバの大冒険』潮路役など)が演じます。
さらに高校生の息子役は小林 唯(『ガンバの大冒険』ガンバ役など)。その彼女役に井上希美(『美女と野獣』ベル役など)が挑みました。
左から:白倉一成、遠藤珠生、井上希美、小林 唯、服部ゆう、玉木隆寛
撮影当日。最初の撮影場所、都内ハウススタジオに、白倉と遠藤、小林の3名がやって来ました。みんなCM出演は初挑戦。控室では楽しそうに和気あいあいと会話を弾ませる3人でしたが、衣裳やヘアメイクのセットを終え、いざカメラの前に立つとたちまち緊張の面持ちに。ところが......。
「それじゃあ本番いきます!よーい、スタート!」
監督の声が響き、カメラがまわり始めれば、本当の親子のような、とっても自然な雰囲気に。温かい空気がモニター越しから伝わります。
続いて、一行は劇場へ。ここでは若かりし頃の父母と17年後の息子と彼女、2組のカップルのデートシーンを撮影。玉木と服部、井上が合流します。
監督が思い描いたキャラクター設定や場面説明に、耳を傾けながらイメージを膨らませる俳優たち。 "鑑賞中、隣同士の彼と彼女の手が触れてドキドキする"という場面では、実際に照れ笑いが止まらない玉木と服部のやりとりに、撮影スタッフは「見ているこちらがキュンキュンする!」と、にやけ顔が伝染。現代の息子役・小林とその彼女・井上ペアは、『ガンバの大冒険』での共演経験もあり、息ぴったり。終始和やかに撮影が進行し、丸1日がかりの撮影は無事終了しました。
4月17日からテレビ放送される新CM。ひと足先にお届けします!
※ テレビCMはおもに首都圏で放送。本日3日より、東急電鉄車内モニターでも放送されています
<『ライオンキング』東京公演 情報>
4月は7月16日(日)~12月30日(土)公演分のチケットを発売します。詳しくは下記をご覧ください。
※ 『ライオンキング』東京公演の会場は、7月16日より四季劇場[夏](大井町)に移動します。
□ 発売日程 7月16日(日)~12月30日(土)
□ 発売日
・4月23日(日) 「四季の会」会員先行予約
・4月29日(土・祝) 一般発売
□ 会場 四季劇場[夏]
『ライオンキング』東京公演 新CM