『ライオンキング』海外アソシエートスタッフによる稽古が行われました!

7月中旬、ミュージカル『ライオンキング』の海外アソシエートスタッフである、ジョン・ステファニック氏(演出担当)、マレイ・グリフィス氏(振付担当)、クレメント・イシュマエル氏(音楽担当)らが来日し、東京・浜松町の四季劇場[春]で公演中のカンパニーに稽古を行いました。

海外アソシエートスタッフは、世界各国でのカンパニーの新規立ち上げやブラッシュアップに携わり、作品の品質を保つ役割を担います。
今回彼らとカンパニーは、約1週間という限られた時間で作品に最大限の磨きを掛けるべく、公演の合間を縫って、演出、音楽、振付それぞれの観点から稽古に取り組みました。
「この作品は、パペットを操る俳優の身体的な動き、音楽的な背景、物語の根底にあるスピリチュアルな部分など、多くの要素から成り立っています。今回は、日本の皆さんのバックグラウンドを生かしながら、作品の持つ生き生きとした魅力をさらに追究しましょう」
演出面を担当するステファニック氏から、南アフリカの文化に基づく作品背景や、場面ごとの演出意図が細かに伝えられます。日本初演時から本作に参加している俳優から若手俳優に至るまで、そのアドヴァイスを漏らさず明日の舞台へ還元しようと、全員の眼差しは真剣そのもの。こうして数日間、お客様が帰られたあとの劇場で稽古が続きました。

稽古最終日。公演を観劇したステファニック氏らは、終演後、カンパニーに向けて興奮気味に語ります。
「才能溢れる皆さんと仕事が出来て幸せでした!ニューヨークに戻って、いかに日本のカンパニーが素晴らしかったかを早く伝えたい。皆さんの日々の努力があってこそ、この美しい作品が多くの日本のお客様に受け入れられているのだと思います」

その後もスケジュールが許す限り稽古を続け、固い握手とともに再会を誓い合ったアソシエートスタッフと俳優たち。
彼らの切磋琢磨の結晶は、さっそく舞台で目に見えるものとなったようです。オフィシャルウェブサイトの200字コメントにも、お客様から熱い声が届いています。

>>『ライオンキング』200字コメントはこちら

無期限ロングラン公演の中で、新たな知見とクオリティの向上を目指して行われた今回の取り組み。その成果を、ぜひ劇場でご覧ください!

>>『ライオンキング』公演スケジュールはこちら

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    アソシエートスタッフ・演出担当のジョン・ステファニック氏(写真左)

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    ジョン・ステファニック氏と、日本版演出スーパーバイザーの青山弥生

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    アソシエートスタッフ・音楽担当のクレメント・イシュマエル氏

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    アソシエートスタッフ・振付担当のマレイ・グリフィス氏

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