８月２日（火）の開幕まで一週間を切ったミュージカル『マンマ・ミーア！』。
四季芸術センター（横浜市・あざみ野）では、総稽古（稽古場で行う最終通し稽古）が行われました。
演出スーパーバイザーを務める青山弥生が「リラックスしていきましょう」と声をかけ、通し稽古がスタート。
俳優たちのテンポの良い掛け合いに、見学に訪れた劇団員たちから笑い声が漏れます。
一方、娘・ソフィが結婚式直前にウェディングドレスを持って母・ドナの部屋を訪れるシーンや、ドナがかつての恋人・サムに想いをぶつけるシーンなど、等身大の人間ドラマに、ぐっと引き込まれる場面も。
"言葉"を大切に、台本に書かれた台詞のさらに先の気持ちを汲み取って相手と交流すること。"言葉"の意味を伝え、物語を展開していくこと。これらを意識して稽古を行ってきた成果が、見学者からの盛大な拍手に現れていました。
続くカーテンコールでは俳優たちのエネルギッシュなパフォーマンスに手拍子が起き、稽古場は一層の熱気に包まれました。カンパニーはこの熱気を劇場へ移し、舞台稽古に臨みます。
『マンマ・ミーア！』は、８月２日（火）から１０月２３日（日）までの期間限定公演です。
お見逃しのないよう、ぜひ劇場へ足をお運びください！
