舞台は1947年、パリの下町。
まじめだけがとりえのデュティユルは、
郵政省のクレーム処理係として平凡な毎日を送っていました。
今日も一日中タイプライターに向かい、
バカていねいにクレームの返事を書く彼を横目に、
なまけ者の同僚たちはあきれ顔。
定時の5時きっかりにデュティユルを残して職場を後にします。
仕事を終え、
陽気な隣人たちとすれ違いながら部屋の前にたどり着いたときには、
すっかり日が落ちていました。
現在、公演の予定はございません。
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