19世紀末、ドイツ。無味乾燥な授業、理不尽な教師たち、無理解な親・・・。思春期の真中にある10代の少年少女たちは、保守的な社会の中で息が詰まりそうな退屈な日々を送っています。

成長していく自分の身体に戸惑いを隠せないベンドラは、ある日お姉さんに2人目の赤ちゃんが生まれると聞きかされます。そこで母親に「赤ちゃんはどうしたらできるの?」と尋ねますが、母親ははぐらかすばかりで真実を教えてくれません。

また、学校では厳格な教師によって知識を詰め込むことばかりが強要され、生徒たちは自分で考えることを許されていません。メルヒオールはそんな授業に疑問を抱いて、教師に自分の意見を述べますが、口答えをしたとして体罰を受けてしまいます。

ある日、幼なじみのベンドラとメルヒオールは偶然、森の中で再会します。
2人は成長するにつれ、一緒に遊ぶことも同じ学校に通うことも許されなくなっていました。しかし、空白の時を埋めるかのように会話を重ねるうち、お互いに何か特別な想いを抱き始めます。

一方、モリッツは「悪夢」に毎晩悩まされていました。性的で不可解なその夢のために勉強に集中できない彼は、悩みを親友のメルヒオールに打ち明けます。メルヒオールはその「悪夢」の正体を紙に書いて渡しますが、悩みはなかなか解消されません。
ついにモリッツは学校の評判を失墜させるとして、教師たちの企てにより退学へと追いやられてしまいます。退学になったことを知った父親は激怒し、行き場を失ったモリッツは、ピストルを手に森へと向かっていくのでした・・・。

虐待、退学、自殺、妊娠・・・と次々と起こる問題に直面し、戦い、悩み迷いながらも、自らの心を見つめて真っ直ぐに生きていこうとします。


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