【写真追加】『人間になりたがった猫』中国語版製作を発表―オリジナルミュージカル ライセンス事業の第一号に

この度、四季のオリジナルミュージカル『人間になりたがった猫』について、中国の企業とライセンス上演に関する契約が締結され、本日4月10日(月)、北京市内にて同作の中国語版製作発表会が実施されました。
これは四季が製作したオリジナルミュージカルの上演権を、初めて自社以外のプロダクションで活用するという、ライセンス事業の第一号となります。

製作発表会には、中国公演の主催者・小橙堡文化伝播有限公司のCEO胡 梁子氏、版権代理・製作を担う四季歓歌文化芸術有限会社CEO 王 翔浅氏、演出を担当する趙 永斌氏、主人公ライオネル役を務める李 響氏らが登壇。そして四季からは、ライセンサーとして代表取締役社長 吉田智誉樹が列席し、1972年の日中国交正常化以降、交流を続けてきた中国と四季との歩みを紹介。そして今回、四季の重要なレパートリー作品である『人間になりたがった猫』のライセンス上演の実現という、新たな展開を迎えることになったことについて、「四季に所属する誰もがこのことを喜んでいる」と、感慨深い様子で伝えました。

『人間になりたがった猫』中国語版の上演は、6月23日(金)~25日(日)に北京(北京保利劇場)にて。7月15日(土)、16日(日)には上海(上海美琪大劇院)での上演を予定しています。
中国のミュージカル文化のさらなる発展に願いを込めて交わされたこの度のライセンス上演と、四季オリジナルミュージカルが初めて海外プロダクションによって上演される機会に、どうぞご注目ください。

劇団四季 代表取締役社長 吉田智誉樹
「この度のライセンス上演について、許諾を与えてほしいと最初にお話をいただいたときは、大変嬉しく思いました。
また中国公演にはかつて四季に在籍されていたキャスト、スタッフが多数関わられていると聞いています。四季の仲間が創ってくれていることが何より心強い。この作品が、中国のお客様、特に未来を担う子どもたちの心を、感動で満たしてくれることを願っています」

  • 【写真追加】『人間になりたがった猫』中国語版製作を発表―オリジナルミュージカル ライセンス事業の第一号に

    主催の小橙堡文化伝媒有限公司 CEO 胡梁子氏(中央)、版権代理・製作を担う四季歓歌文化芸術有限会社 CEO 王翔浅氏(中央右)、吉田智誉樹(中央左)、他、20年前に行われた学生による中国公演の観劇者らと

  • 【写真追加】『人間になりたがった猫』中国語版製作を発表―オリジナルミュージカル ライセンス事業の第一号に

    『人間になりたがった猫』中国語版ライセンサー上演について、喜びを語った劇団四季代表取締役社長 吉田智誉樹

  • 【写真追加】『人間になりたがった猫』中国語版製作を発表―オリジナルミュージカル ライセンス事業の第一号に

    日中両国で手を携え、製作スタートの合図を行いました