喝采に包まれながら・・・『春のめざめ』、感動のフィナーレ!(2009/09/05)

9月5日。東京・自由劇場はいまだかつてない熱狂に包まれていました。客席は全員総立ち。お客様はいつまでも拍手と歓声を出演者に送り続けます。
そして紫色の眩い照明の中、舞台の上から手を振って満席のお客様に応える17名のキャストと7名のオーケストラメンバー。
双方ともに満面の笑顔のなかに涙を浮かべ、同じ時を、そして言葉では言い表せない同じ気持ちを分かち合います。ただただ、お互いに「ありがとう」の思いを滲ませながら・・・。

カーテンコール真
スタンディングオベーションで沸いた、千秋楽公演のカーテンコール

今年5月2日に開幕し、4ヶ月にわたる公演を続けてきた『春のめざめ』は今日、お客様の喝采を浴びながら華々しくフィナーレを迎えることができました。
千秋楽公演のカーテンコールでは、大人の男性役を務めた田代隆秀から感謝の意が伝えられます。
「これまで上演を続けてこられましたのは、お客様一人ひとりのご声援があったからこそ。スタッフ・出演者一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
『春のめざめ』はいったん幕を閉じますが、今後とも劇団四季に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」

『春のめざめ』は10代の若者たちの姿を描いた青春ミュージカル。
しかしその内容は、華やかで夢に溢れたこれまでのミュージカルとは少し異なります。性への目覚め、妊娠、虐待、自殺・・・。子どもたちが抱えるリアルな心の葛藤や叫びを、そのままロックミュージックに乗せたかつてない斬新な作品でした。
しかし、そこに描かれたものは紛れもない真実。大人なら誰もが通り抜けた道であり、同世代ならば今の自分たちの姿。
その“衝撃”は次第に人々の共感を呼び、開幕後、何度も劇場へ通うお客様が後を絶ちませんでした。

それからもうひとつ。この作品がお客様から共感を得た大きな理由があります。それは等身大の役を演じ、最後まで堂々と役を生き抜いた若い俳優たちの姿です。
開幕前の稽古でも、そして開幕後も常に向上を目指し、努力をし続けてきた彼ら。
そんな彼らから溢れるパワーはお客様の心を動かし、劇団宛には多数の感動の声や応援メッセージが寄せられていました。

『春のめざめ』を上演するという劇団四季の大きな挑戦。その結果は今日、お客様の鳴り止まない拍手が証明してくださいました。
まだ次の上演は決まっていませんが、自由劇場での出会いは、この先もお客様の、そしてこの作品に携わった全ての人の胸に生き続けていくことでしょう。

カーテンコール真
勝間千明、南 晶人、玉石まどか、玉井晴明(アンサンブル)/松田佑子(アンナ)、岸本美香(テーア)、撫佐仁美(マルタ)、金平真弥(イルゼ)
カーテンコール真
竹内一樹(エルンスト)、加藤 迪(オットー)、白瀬英典(ゲオルグ)、一和洋輔(ハンシェン)/都築香弥子(大人の女性)、田代隆秀(大人の男性)
カーテンコール真
三雲 肇(モリッツ)、柿澤勇人(メルヒオール)、林 香純(ベンドラ)/特別カーテンコールが披露されました

このあと自由劇場には新劇100年を記念し、三島由紀夫の最高傑作『鹿鳴館』が登場。濃密な空間に、言葉の美が冴え渡ります。どうぞお見逃しなく!


千秋楽カーテンコールの動画はコチラ>>(YOUTUBEのサイトへリンクします)


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